ペット食育協会®上級指導士の上住裕子(うえずみひろこ)です。
ペットの食事はペットフードがまだ当たり前の時代に
手作りごはんも取り入れて
ペットとの暮らしが
楽しく、幸せ
と思える飼い主さんを応援したい
そんな思いからペット食育協会の講座を始めて18年になります。
その思いは、最初に飼ったビーグルがドッグフードを食べてくれなかったことから始まりました。
「あー、今日も残してる」
と仕事から帰ると朝のままになっているフードボールを前にしてとても不安になりました。
そんな中、かかりつけの獣医さんが
「お肉とお野菜を煮てあげてもいいですよ」
とアドバイスくださり、ラム肉とキャベツとニンジンで自己流手作り食を始めました。
愛犬がまだ1歳にならないころでした。
それまでドッグフードを食べてくれなかったことが嘘のように
愛犬は、私が作ったご飯を美味しそうに食べてスクスク育ってくれました。
その後、アメリカから帰国した飼育経験豊富な友人から
「アメリカではドッグフードよ、お米なんか食べさせちゃダメ!」
と一喝され、ドッグフード生活に戻ったり、生食をやったりしていました。
今考えると、なんと自信のない飼い主だったことか(苦笑)
そんな中、少しづつ世の中も手作りごはんに興味を持つ人が増え、APNAが発足することになり、最初の入門講座(当時は体験講座でした)を受講しました。
講師の方が教えてくれた講座内容とごはんの実演は、何よりも説得力があり、私が思い描いていた手作りごはんそのものでした。
私の自己流手作りごはんは、間違えていなかったと確信できたと同時に、その時が家で仕事を始めるという私の転機になったと思っています。
忙しい夫は家であまり食事をしませんでしたが、
講座を受けてからは、週末はお鍋を二つ並べてお揃いごはんを作っていました。
「どっちのお鍋が僕たちのご飯だ~?」
と夫がお鍋をのぞき込むのが週末の習慣になりました。
愛犬たちと食事を楽しむ時間を、私も夫と共有できるようになり、犬との暮らしがそれまでよりもさらに楽しく幸せなものになりました。
天国へ見送った犬たちは3匹。
初代ビーグルは、おなかいっぱい食べさせてあげる「かさ増し」のテクニックを私に授けてくれました。
長命でしっかり者のミニチュアダックスは、「シニアとハイシニアの食事」のテクニックを。
大型犬の英ゴルは、我が家に迎えた生後50日から手作りごはんを始め、「パピーの手作りごはん」のテクニックを、そして、ミニチュアダックスとの2頭飼いだったので、大型犬と小型犬の手作りごはんを一緒に作るテクニックも授けてくれました。
そして今、私の相棒は英ゴルの男の子カイです。
それまでの犬たちは、なんでも残さず食べるお腹が丈夫な子たちばかりでしたが、この子がなんと、おなかが弱くて、少食で、選り好みをして食べるというデリケートなお坊ちゃま。
神様は、こんな犬もいるんだよと、私に足りない修行のためにこの子を授けてくださったのかなと思っています。(笑)
長い間の講座経験から、犬も猫も犬種/猫種や体の大きさだけでひとくくりにはできないと思っています。
その子その子で好みや食べ方も違います。
ペットの数だけ飼い主さんの悩みがあって、これからもそのお悩みを解決し、それぞれの飼い主さんに合った調理法や食材の選び方などをご提案していきたいと思っています。