2010年より実店舗を構え、犬や猫との暮らしで立ち上がる問題や違和感を、食を通して一緒に紐解く活動をおこなってきました。
そういった日々の活動の中で、病気や不調、行動や関係性にまつわる悩みと一緒に向き合う中で、「何が正しいのかわからない」という飼い主さんの戸惑いに、数多く触れてきました。
また約10年間、須崎動物病院院長である須崎恭彦獣医師(食育協会前会長)が行う移動式診療の現場では、さまざまな慢性病を抱える犬や猫たちの食育やケアにも関わらせていただきました。
そうした現場で『問題解決のお手伝い』をする経験を重ねる中で感じてきたのは、今目の前で起きている問題やお悩みから抜け出すために必要なことは、一つの正解ではなく、それぞれに異なるということでした。
しかし、そんな中でも共通して役に立つ力があります。
それは、『問題を丁寧に紐解く力(いわゆる分析力)と、それを整えるための選択肢を多く持っていること』です。
例えば、多くの飼い主さんが抱く
「何を食べさせればいいのかわからない」という不安の背景には、
食べさせてはいけないものへの漠然とした恐れや、
多くの情報に触れる中で、何が正しいのかわからなくなってしまう困惑があるように感じています。