秋の甘みでビタミンチャージ!季節を感じるフルーツ~柿~

食品図鑑

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柿は、秋に旬を迎える果物で、やさしい甘みととろけるような食感が特徴です。
ビタミンCや食物繊維、カリウムなどが豊富に含まれ、体調管理やお腹の調子を整えるのに役立ちます。
熟した果肉はやわらかく、甘味も強いため、少量をおやつやトッピングとして取り入れるのがおすすめです。
ただし、種・皮・渋柿には注意が必要です。

食品図鑑 『柿』

◆旬
秋(10〜11月頃)
※地域によっては9月下旬から出回ります


◆主な栄養成分

  • ビタミンC…免疫サポート、抗酸化作用
  • 食物繊維(ペクチンなど)…腸内環境の改善に
  • カリウム…塩分排出・むくみ予防
  • β-カロテン…粘膜・皮膚の健康を守る(体内でビタミンAに変換)
  • タンニン(渋み成分)…熟すと減少、過剰摂取は便秘に注意

◆ペットにとっての栄養的メリット

  • やわらかく消化しやすい果肉で、食欲の落ちたときにも◎
  • 食物繊維でお腹の調子を整える補助に
  • 自然な甘みで、満足感のあるおやつとしても
  • 加熱して与えるとさらに安心

◆注意点

  • 種・皮は必ず取り除く(誤飲や消化不良のリスク)
  • 渋柿や未熟な柿はタンニンが多く、便秘や胃腸への負担に
  • 与えすぎると下痢・便秘の原因になることもあるため少量を意識
  • 糖分を含むため、肥満傾向・糖尿病の子には慎重に

◆選び方

  • 完熟でやわらかく、甘みのある「甘柿」を選ぶ(富有柿・次郎柿など)
  • 表面に傷や変色がなく、ヘタが反り返っているものが新鮮
  • 渋柿は避け、熟しても渋みが残るものは与えない

◆調理のポイント

  • 果肉のみをスプーンですくって与えるか、みじん切りに
  • 柔らかすぎる場合は冷凍してシャーベット状にしても◎
  • 加熱してペースト状にすれば、より消化にやさしくなる
  • 他の食材と混ぜるときは、甘みが強くなりすぎないよう注意

◆保存方法

  • 常温:追熟させる場合は風通しのよい場所で数日間
  • 熟したら冷蔵で保存(3〜4日程度)
  • 冷凍:皮と種を除いて小分けにして冷凍(食感は変化します)

柿は、秋の味覚を楽しめる甘くて栄養豊富なフルーツ。
体調や年齢に合わせて、ほんの少しずつ取り入れることで、季節の変化を感じながら栄養補給ができます。
愛犬・愛猫にも、秋ならではの恵みをおすそわけしてみてくださいね。

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