そばは、そば粉(時に小麦粉と混合)から作られる日本の伝統的な主食で、香り高さと喉ごしの良さが魅力です。
そば粉には、良質な植物性たんぱく質やビタミンB群、抗酸化成分の「ルチン」など、健康を支える栄養素が含まれています。
ペットに与える際は、「塩分・つなぎのない、無添加のそば」を選び、しっかり茹でてから使用することが大切です。
食品図鑑 『蕎麦(そば)』
◆旬
通年(乾麺・冷凍などで年中利用可。新そばは秋~冬が旬)
◆主な栄養成分
• たんぱく質…必須アミノ酸を含む植物性たんぱく源
• ルチン…血管の健康をサポートするポリフェノール
• ビタミンB群…代謝や神経の健康維持に
• マグネシウム・亜鉛・鉄…ミネラル補給に
• 食物繊維…整腸作用・便通改善に
◆ペットにとっての栄養的メリット
• アレルギーが出にくい炭水化物(※ただしそばアレルギーには要注意)
• 良質なたんぱく質で筋肉や代謝をサポート
• ルチンによる血管サポートでシニア期にも◎
• 食物繊維でお腹の調子を整える
◆注意点
• 必ず茹でてから使用(乾麺や生麺のままはNG)
• 塩・つなぎ入りの市販麺は避ける(無塩・無添加のそばを使用)
• そばアレルギーを持つ子には与えない(重篤なケースあり)
• 味付け麺(ざるそば・カップ麺・だし付き商品など)は厳禁
◆選び方
• 原材料が「そば粉と水」のみ、または「無塩・無添加」表記のある乾麺
• 十割そば(そば粉100%)ならグルテンも不使用
• 成分表示を必ず確認し、「食塩・調味料・小麦」の有無をチェック
◆調理のポイント
• たっぷりのお湯でしっかり茹でる(袋の表示時間を守る)
• 茹でた後は水でぬめりを洗い流し、食べやすい長さで与える
• 主食の一部、またはトッピングとして使用可
• 冷凍保存も可能(茹でた後、小分けにして)
◆保存方法
• 乾麺:常温で湿気の少ない場所に保存
• 茹でた麺:冷蔵で1〜2日、冷凍で2〜3週間以内に
• 茹で置きはのびやすいため、使う分だけ茹でるのが理想
そばは、香ばしい風味と栄養のバランスが魅力の主食素材。
愛犬・愛猫のごはんにも、無塩・無添加の製品を選び、調理と分量に配慮することで安心して活用できます。
ほんの少し加えるだけでも、食感や香りの変化でごはんの楽しさが広がりますよ。
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