米粉は、その名のとおりお米を粉末状にしたもので、近年では小麦アレルギーの代替として注目されています。
ペット用の手作りごはんでも、小麦粉より消化がよく、グルテンを含まないため、胃腸の弱い子やアレルギーのある子におすすめ。
おやつ作りやとろみづけ、ごはんのかさ増しなど、さまざまな用途で活用できます。
食品図鑑 『米粉(こめこ)』
◆旬
通年(乾物のため季節による変動なし)
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◆主な栄養成分
• 炭水化物(デンプン)…エネルギー源に
• ビタミンB群…代謝をサポート(微量)
• 微量ミネラル(マグネシウム・亜鉛など)
• グルテンフリー…小麦に含まれるタンパク質を含まない
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◆ペットにとっての栄養的メリット
• 消化吸収に優れ、胃腸に負担が少ない
• アレルギー対策として小麦粉の代用に使える
• 糖質エネルギーとして活動量のある子のサポートに
• とろみ付けやおやつ作りに使いやすい素材
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◆注意点
• 主食ではなく、補助的な使用が基本
• 与えすぎは血糖値の急上昇を招く可能性あり
• 必ず加熱して使用する(生の粉はNG)
• 砂糖や香料が入った「製菓用米粉」は避ける
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◆選び方
• 無添加・無香料・純粋な米粉(白米または玄米)
• 用途に応じて「上新粉」「製パン用」などを選ぶ
• ペット用には細かく製粉されたものが扱いやすい
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◆調理のポイント
• 水と混ぜて加熱することで、とろみやもっちり感が出る
• スープやあんかけのとろみづけに少量使用
• 米粉と水で生地を作り、おやき風おやつにも◎
• 野菜や魚と混ぜて団子状にして加熱すればごはん代わりにも
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◆保存方法
• 開封後は密閉して冷暗所保存(1か月以内を目安)
• 湿気を避け、長期保存には冷蔵または冷凍も可
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米粉は、消化にやさしく、グルテンフリーで安心な補助食材。
毎日のごはんにはもちろん、おやつや手作りケア食にもぴったりです。
少量から取り入れ、ペットの体調や好みに合わせて無理なく活用してください。
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