甘みと栄養がぎゅっ!元気と笑顔を育てる~かぼちゃ~

食品図鑑

かぼちゃは、甘みとホクホク感が特徴の緑黄色野菜で、栄養が豊富なうえに犬や猫にも与えやすい人気食材です。
特にβ-カロテンビタミンEが豊富で、免疫力を高めたり、皮膚や粘膜の健康を守ってくれます。
また食物繊維が腸の働きを助け、便通を整えるサポートにも。
自然な甘みで嗜好性も高く、食いつきアップ食材としても重宝されます。

食品図鑑 『かぼちゃ』

夏〜秋(7月〜12月頃)
※貯蔵されたものが冬まで出回り、通年で使えます(冷凍やペースト状も市販あり)


主な栄養成分

  • β-カロテン(プロビタミンA)…皮膚・粘膜・目の健康維持に
  • ビタミンE…抗酸化作用で細胞を守る
  • ビタミンC…免疫力サポート&抗酸化にも
  • カリウム…体内の水分バランス調整に
  • 食物繊維(ペクチン)…腸内環境の改善に
  • 糖質(でんぷん)…エネルギー源として活用されやすい

ペットにとっての栄養的メリット

  • β-カロテンとビタミンEで皮膚・毛並みの健康サポート
  • 便秘気味の子にも◎(やさしい食物繊維)
  • 自然な甘みで食いつきアップに効果的
  • 高齢期や体力が落ちている子のエネルギー補給にもおすすめ

注意点

  • 必ず加熱してから与える(生は消化しにくくNG)
  • ホクホク系・ねっとり系どちらもOK。水分調整をして与えると◎
  • 与えすぎると便が緩くなることがあるため、少量から
  • 味付きの煮物・スイーツ用ペーストはNG(砂糖やバター入り)

選び方

  • 皮がかたく、ずっしり重いものが◎
  • カット済みの場合は、果肉が濃いオレンジ色で種がしっかりあるもの
  • 無添加の冷凍・レトルトかぼちゃも便利(原材料チェック推奨)

調理のポイント

  • 蒸す・茹でる・レンジ加熱で柔らかくして使用
  • すりつぶし・ペースト状にしてごはんに混ぜると食べやすい
  • 他の食材との相性も良く、スープやおやきにもアレンジ可能
  • 冷凍保存OK(加熱後に小分けがおすすめ)

保存方法

  • 丸ごとの場合:風通しの良い冷暗所で保存(1か月〜)
  • カット後:種とワタを取って冷蔵庫で保存(5日以内)
  • 加熱後:冷蔵で2〜3日、冷凍で1か月以内に消費

かぼちゃは、見た目も味も栄養も“やさしさ”が詰まった万能野菜
甘くておいしいだけでなく、体の中から元気と笑顔を引き出してくれる頼れる存在です。
愛犬・愛猫のごはんにも、ぜひ「かぼちゃのひとさじ」をプラスして、日々の健康づくりにお役立てくださいね。

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