植物性たんぱくと春の恵みで元気チャージ!~えんどう豆~

食品図鑑

えんどう豆は、春先に旬を迎えるマメ科の野菜で、グリーンピースとして知られています。
淡い甘みとほっくりした食感が特徴で、栄養価が高く、古くから食養生にも使われてきた食材です。
植物性たんぱく質やビタミンB群、食物繊維を豊富に含み、体の基礎を整えたいときに役立つひと品です。
犬や猫にとっても、加熱して与えることで消化のサポートや便通の改善、元気な体づくりを助けてくれます。

食品図鑑 『えんどう豆(グリーンピース)』

春(4月〜6月頃)
※冷凍品や乾燥豆は通年利用可能です。

主な栄養成分

  • たんぱく質…筋肉や皮膚・臓器などの材料に
  • 食物繊維(不溶性)…腸の働きを整え、便通をサポート
  • ビタミンB群(B1・B6など)…エネルギー代謝や神経の健康に
  • ビタミンC…抗酸化作用と免疫力アップに
  • 葉酸…細胞の再生や赤血球の生成に関与
  • カリウム…体内の余分なナトリウムを排出し、むくみ軽減
  • 鉄・マグネシウム・亜鉛…血や骨、代謝のサポートに

ペットにとっての栄養的メリット

  • 植物性たんぱく質で体力サポート(肉以外からの補給に◎)
  • 食物繊維で腸内環境を整える(便が気になる子にも)
  • エネルギー代謝をサポート(ビタミンB群で元気な毎日)
  • 軽やかなむくみケアに(カリウムのはたらき)

注意点

  • 必ず加熱してから与える(生の豆はNG)
  • 皮が硬い場合は裏ごし・刻んで消化しやすく
  • 大量に与えるとお腹がゆるくなることがあるため、少量からスタート
  • 味付き加工品(塩ゆで・缶詰)はNG!無塩・無添加のものを使用

選び方

  • 鮮やかな緑色で皮にハリがあるもの(生・冷凍ともに)
  • 無塩・無添加の冷凍グリーンピースが便利で使いやすい
  • 乾燥豆を戻して使う場合は、しっかりやわらかく煮ること

調理のポイント

  • 生や冷凍の場合は、軽く茹でる・蒸すなどして加熱を
  • 加熱後は粗くつぶしてごはんに混ぜると食べやすい
  • 裏ごしやペースト状にすれば、消化の負担も軽減
  • 冷凍保存OK。茹でて小分けにすると便利

保存方法

  • 生のさや付き:冷蔵で2〜3日以内に使い切る
  • 加熱後:冷蔵で2〜3日、冷凍で1か月以内に
  • 乾燥豆:冷暗所で保存し、長期保存可能(6か月〜1年)

えんどう豆は、春の息吹と栄養をたっぷり詰め込んだ、やさしいマメのチカラ。
体にうれしい栄養素がぎゅっと詰まっていて、日々のごはんに少し足すだけで、
内側から元気な体づくりをサポートしてくれます。
ぜひ、愛犬・愛猫のごはんにも「春のひとさじ」として取り入れてみてくださいね。

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