いんげん（さやいんげん）は、やわらかな食感とほんのり甘みのある風味が特徴の緑黄色野菜。
ビタミンや食物繊維、ミネラルが豊富で、整腸や疲労回復など、日々の健康維持に役立ちます。
加熱するとやさしい味わいになり、色合いも美しいため、ペットの手作りごはんにも取り入れやすい食材です。
食品図鑑 『いんげん』
◆旬
夏（6〜9月頃が露地物の旬）
※ハウス栽培で通年入手可能
◆主な栄養成分
• 食物繊維…腸内環境を整え、便通をサポート
• β-カロテン（ビタミンA）…粘膜や皮膚の健康、免疫維持に
• ビタミンC…抗酸化作用で健康維持、ストレス軽減に
• ビタミンK…血液の凝固や骨の健康をサポート
• カリウム…体内の塩分排出、むくみ予防に
◆ペットにとっての栄養的メリット
• 食物繊維で腸の動きをサポート
• β-カロテンが皮膚や粘膜の健康維持に役立つ
• カロリーが低く、体重管理中にも◎
• 細かく刻んで加熱すれば消化にもやさしい
• 緑の彩りでごはんの見た目にも楽しい変化を
◆注意点
• 必ず加熱してから与える（生はNG）
• 筋のある品種は、すじを取ってから使用
• アレルギーやお腹の変化に注意し、少量からスタート
• 味付け済みの冷凍いんげんや加工品は使用不可
◆選び方
• 鮮やかな緑色で、ハリとツヤのあるもの
• 折ったときにパキッと折れるほど新鮮なもの
• 筋が目立たず、細めでやわらかそうなものがおすすめ
◆調理のポイント
• ゆでる・蒸すなどでやわらかく火を通す
• 筋のあるものは取り除き、細かく刻んで使用
• 他の野菜やたんぱく源と合わせて煮物や炒め物風に
• 加熱後、小分けにして冷凍保存も可能（解凍時に再加熱）
◆保存方法
• 生：ポリ袋に入れて冷蔵で2〜3日以内に使い切る
• 加熱後：冷蔵で2日程度、冷凍保存は1か月以内が目安
いんげんは、ほんのり甘くてやさしい味わいが魅力の緑野菜。
栄養面でも彩り面でも、日々の手作りごはんに小さな元気をプラスしてくれます。
やわらかく加熱して、愛犬・愛猫の食事にもぜひ取り入れてみてくださいね。
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