さばは、日本の食卓でもなじみ深い青魚で、栄養価の高い食材として知られています。
良質な動物性たんぱく質に加え、DHAやEPAといったオメガ3脂肪酸、ビタミンB群、ビタミンDなども豊富。
特に脂ののった時期のさばは栄養価が高く、体づくりや健康維持に頼れる魚です。
身がやわらかく、ペットにも取り入れやすい食材のひとつです。
食品図鑑 『鯖(さば)』
◆旬
秋から冬にかけて(10〜12月頃に脂がのっておいしくなります)
◆主な栄養成分
• たんぱく質…筋肉や臓器など、体づくりの材料に
• 脂質(DHA・EPA)…脳や神経、血液の健康をサポート
• ビタミンB群(B12など)…代謝や神経の働きを助ける
• ビタミンD…カルシウムの吸収を助けて骨の健康に
• 鉄・亜鉛…貧血予防や免疫機能の維持に
◆ペットにとっての栄養的メリット
• 動物性たんぱくでしっかり体を支える
• DHA・EPAが脳や目の健康維持に◎
• 鉄分やビタミンB12で元気な毎日をサポート
• 皮膚や被毛の健康維持にも役立つ
• 小骨を除けば、やわらかく消化しやすい
◆注意点
• 加熱調理が基本(生魚はNG)
• 骨をしっかり取り除いてから与える
• 塩さばや加工品(みそ煮缶)は不可
• 脂が多いため、与えすぎに注意(少量からスタート)
◆選び方
• 目が澄んでいて、身がふっくらとしたもの
• 魚臭さが少なく、新鮮なものを選ぶ
• できれば天然もの、添加物のないものが安心
◆調理のポイント
• しっかり加熱(蒸す・煮る・焼く)して骨を取り除く
• 身をほぐして小分け冷凍が便利
• 白米や野菜と一緒に煮るとバランス◎
• 脂が気になる場合は湯通しして余分な脂を除いてもOK
◆保存方法
• 生の状態:ラップ+保存袋で冷蔵1日以内、冷凍は2〜3週間
• 加熱後:冷蔵で2日、冷凍で1か月以内
さばは、しっかりと体をつくる栄養がぎゅっと詰まった頼れる青魚。
与える際には骨や脂に注意しながら、愛犬・愛猫の食事に無理のない範囲で取り入れてみてください。
食いつきの良さに驚く飼い主さんも多い人気食材です。
コメント