関節炎のサプリをのんだのですが、
関節炎が改善しません…
よくあることです。
関節炎というと、
なぜか、「関節軟骨」が足らないからとサプリに手を出す方が多いのですが
「軟骨の原料が不足して
関節炎になっているのですか?」
と質問させていただくと、
特に考える事も無く、根拠も無く軟骨再生のサプリをのんでいることが
多いものです。
しかし、
何ヶ月も摂取しているのに
==============================
改善しない
==============================
ということは、
軟骨の原料が不足していて、
軟骨を作ることができない…
==============================
のではなく
==============================
●合成系の問題
「など」がある可能性があるかもしれません。。
で、その合成系の問題が引き起こる
「原因」はどこから来ているのか…
関節炎だからといって、
原因が必ずしも「そこ」に
あるとは限りません。
人間だと、
●歯科金属除去
●キレーション点滴
●その他、必要なこと
をすることで、
改善することがあります。
薬を使うと「治る」
という表現を無意識に使う方が
「普通」ですが、
それは正確には
「治る」
のではなく、
「症状が緩和される」だけです。
その間に、
原因を探り除去することができれば、
再発を防ぐことがで切るのでしょうが
「治った!」と安心するから、
そのうち、薬で抑えきれないほどに
「原因」が育つのです。
そして、より強い薬を服用しないと
抑えられなくなる…。
この辺で、
「強い薬はイヤだ!
身体に優しい方法で治したい」
と考えてしまい、
「ハーブ等で『症状を消す』」
をやって
「ハーブで治った!」
と、錯覚し、
気がついたら
症状を消したその奥で
原因がムクムク育ってしまい、
改善のタイミングを逸するという…
そんなケースを日々経験しております。
しかし、今更そんなことを言っても
仕方ないので、
そこには触れないで、
治療を組み立てていくしかありません。
しかし、
「戻れない坂を越えた」所で、
それまで「信じてやって来たこと」を
後悔し、うろたえる方を
これまで、たくさんみてきました。
くれぐれも、
体力と食欲があって、歩ける間の
対処を間違わないでください。
症状を消すことが悪いのでは無く、
症状を消しつつ原因も消さないと
再発するのは当たり前だよということです。
そして、そんな大切なときに、
薬を使って症状を消して「治った…」
と解釈している
飼い主さんのペットが、
ドンドン体調が悪くなっていくのを
ブログ等で拝見すると、
非常にもどかしいのですが、
私にはどうすることも出来ません。
その過程で学ぶこともありますから、
むやみやたらに手をさしのべるのも
ご迷惑になります。
自分がやっていることは、
●症状を消すだけなのか?
●根本原因を除去しているのか?
何をしているかを理解していると、
後悔も少ないのかなと思っております。
無意味に失われていい命などありません。
がんばっている飼い主さんには
その努力が報われて欲しいなと思っております。
だからこそ、
食事では解決出来ないこともあることを
知っておいていただきたいのでした。