クリスマスには少しお肉を奮発して、ローストビーフはいかがですか?
ローストビーフ用のお肉ではなく、手軽に手に入る厚めのステーキ用赤身肉で作ります。
表面を焼いたらジップロックに入れてお湯に入れておくだけなので簡単。
もちろん、味付けをすれば飼い主さんのご飯にもなります。
レシピ紹介
材料
- (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- ステーキ用牛赤身肉(2〜3cm厚さ) 150g
- にんにく 1/2片
- 生姜 ニンニクと同量
- オリーブ油 小さじ1
- ヨーグルト 大さじ1
- サワークリーム 大さじ1
- レモン汁 小さじ1/2
- ディル 少々
- 添え野菜(レタス、ミニトマトなど) 適量
手順
- 牛肉の表面にすったにんにくと生姜、オリーブ油を刷り込んで室温に戻しておく。
- 牛肉が入る程度の鍋に水を張り、沸騰させておく。
- フライパンを強火の火にかけ、牛肉の表面を焼いて焼き色をつける。
- 表面が焼けたら、肉をアルミホイルに包み、それをまたラップでしっかりと包む。ジップロックに入れて空気をしっかり抜いてチャックを閉める。
- 沸騰した湯の火を止め、ジップロックをつけて蓋をする。
10分経ったら取り出して、そのまま常温で冷まし、冷えたら冷蔵庫に入れておく。冷やした方が切りやすい。 - 薄くスライスして皿に盛り、サワークリーム、ヨーグルト、レモン汁、ディルを混ぜたソースをかけて与える。(ソースに塩を適量入れれば飼い主さんのソースになる)
提供:上級指導士 安藤 愛
おすすめPOINT
牛肉はタンパク質が豊富な食材とはいうまでもありませんが、ビタミンB群も豊富に含まれています。ビタミンB群は、生きるために必要なエネルギーを作り出す際に大切な栄養素です。
また、牛の赤身肉には必須アミノ酸の一つであるトリプトファンが多く含まれています。トリプトファンは、心身のバランスを保つのに重要な脳内ホルモン「セロトニン」の材料となります。そして、体や脳を活性化するアラキドン酸も牛肉の中でも赤身部分に多く含まれています。
普段、鶏肉や豚肉を与えている方も、クリスマスなどの特別な日に牛肉を与えてみると、いつもと違う栄養が摂れますね。オードブルとしてではなく、肉と同量の野菜と米飯と一緒に与えて頂くと、バランスのとれた一食になります。