食物繊維たっぷりのしいたけ、いんげん、きくらげを使った、お腹にやさしいスープです。
便秘気味の猫さん、そして、便秘気味のご家族様にもおすすめです。
レシピ紹介
材料
- (体重4キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- ささみ 50g
- しいたけ 2枚
- にんじん 10g
- いんげん 10g
- きくらげ 5g
- 溶きたまご 1/2個
- 片栗粉 適宜
- だし汁 100ml(お好みで加減)
手順
- ささみは1センチ角程度、しいたけは8等分、にんじんは細切りに、いんげんは輪切りにし、きくらげは粗みじん切りにする。
- 沸騰したお好みのだし汁100ccに、しいたけを入れ、3〜4分煮る。
- ②に、ささみ、にんじん、いんげん、きくらげを加え、火を通す。
- いったん火を止め、水溶き片栗粉でとろみをつける。
- 再び火を入れて、溶きたまごをまわし入れる。
提供:上級指導士 鈴木美由起
おすすめPOINT
ささみは、豚肉や牛肉と比べると脂肪分の少ない、ヘルシーなタンパク源。
豊富に含まれるメチオニンが、肝臓への脂肪の蓄積を防いでくれますので、ダイエット挑戦中の猫さんにもおすすめの食材です。
しいたけは、不溶性食物繊維、水溶性食物繊維を豊富に含んでいますので、腸の健康維持におすすめです。
また、しいたけ特有の成分であるエリタデニンは、コレステロール値を下げてくれるので、動脈硬化の予防が期待できます。
にんじんに含まれるビタミンAは皮膚や粘膜の健康を保ち、病原体の侵入を防いでくれます。
いんげんは必須アミノ酸をバランス良く含む野菜。
食物繊維の他、カルシウムや鉄も多く含みます。
出血をおさえる作用があるとして、昔から生薬として利用されてきたきくらげ。
血液に栄養を与える働きがあるので、貧血の予防に効果が期待できます。
また、水に溶けない不溶性食物繊維が、を刺激して、ぜん動運動を促し、便通を促進してくれます。