薄緑色の夏の栄養スープです
レシピ紹介
材料
- (体重4キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 枝豆(サヤから出したもの) 大さじ1.5
- じゃがいも(小) 1/4個
- 豆乳 50ml
- しらす 大さじ1
手順
- 枝豆は茹でてさやから取り出し、薄皮を取り除く。
- じゃがいもは皮をむいて乱切りにし、軟らかくなるまで加熱する。
- ①と②、さらに豆乳を加え、フードプロセッサーでなめらかになるまでつぶす。
- 器に移し、しらすを盛りつける。
提供:上級指導士 阿部 弘子
おすすめPOINT
夏が旬の枝豆は、未成熟な大豆を収穫したものの事を言います。
その為枝豆は、豆と野菜の両方の栄養的特徴を持った緑黄色野菜で、非常に多くの栄養を含んでいます。
まず、肝臓機能の回復や、疲労回復機能の作用が高いとされるオルニチンを多く含んでいるという特徴があります。
このオルニチンは新陳代謝を促し、疲労の蓄積を防ぎ、軽減してくれる作用があります。
また、大豆にはないビタミンAやC、B1、B2などのビタミン類と鉄やカリウムなどのミネラル類も豊富に含んでいます。これらが体内で糖質、脂質、タンパク質などを分解してエネルギーに変えるため、疲労回復や夏バテ防止などに効果があるとされています。
また「コリン」という成分には、脂質代謝を高めてくれる働きがあり、
肝臓に脂肪が蓄積されるのを防いでくれます。
多様なミネラル成分は、糖がエネルギーに代わるのをサポートし、燃焼しやすくします。
しらすはイワシの稚魚。
お魚をまるごといただくことが出来るので、カルシウムが豊富です。
通常カルシウムは吸収率が高くはありませんが、
しらすには、カルシウムの吸収を助けてくれるビタミンDも多く含まれているため、無駄なく吸収することができます。
また必須アミノ酸のリジンも含んでいます。
体の成長や修復に重要な働きを担う栄養です。