料理の彩りや添え物としておなじみのパセリですが、実はビタミンやミネラル、抗酸化成分を豊富に含む栄養価の高い野菜です。
爽やかな香りは食欲を刺激し、食いつきのサポートにも◎。
香りが強いので、少量から取り入れるのがポイントです。
食品図鑑 『パセリ』
◆旬
11〜5月(秋〜春が旬。通年流通もあり)
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◆主な栄養成分
• ビタミンC…抗酸化、免疫サポートに
• ビタミンK…血液凝固・骨の健康に
• β-カロテン…皮膚や粘膜、目の健康を守る
• 鉄…赤血球の材料として重要
• カリウム…体内の水分・塩分バランスを調整
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◆ペットにとっての栄養的メリット
• 香りによる食欲刺激で食いつきをサポート
• 抗酸化成分で季節の変わり目や老化にアプローチ
• ミネラル補給や体内バランスの調整に
• 緑黄色野菜としての栄養強化にぴったり
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◆注意点
• 香りと苦味があるため少量(みじん切りでひとつまみ程度)から
• 尿結石や腎疾患のある子はシュウ酸に注意(控えめに)
• 生でも加熱でもOKだが、細かく刻んで使う
• 乾燥パセリは香りが強くなりがちなのでごく少量使用
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◆選び方
• 葉が縮れていて濃い緑色をしているもの(イタリアンパセリも可)
• しおれや変色のない新鮮なものを選ぶ
• 農薬不使用ならより安心
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◆調理のポイント
• みじん切りにしてトッピングや混ぜ込みに
• 加熱しても栄養は一部残るが、香りは和らぐ
• 魚や肉、穀類などの食材と合わせて香りづけに
• 他の香味野菜(大葉、セロリなど)と併用すると風味に変化が出る
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◆保存方法
• 湿らせたキッチンペーパーに包んでポリ袋で冷蔵(3〜5日)
• 刻んで冷凍も可(小分けにすると便利)
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パセリは、見た目だけでなく栄養も風味も“主役級”の葉野菜です。
香りと色味を少し添えるだけで、手作りごはんがぐっと引き立ちます。
量を守って、安心して香りのちからを取り入れてみてください。
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