うずらの卵は、ニワトリの卵よりもひとまわり小さな卵で、たんぱく質、ビタミン、ミネラルがバランスよく含まれる栄養豊富な食材です。
鉄分やビタミンB12、レチノール(ビタミンAの活性型)を多く含み、体の成長や代謝をサポートします。
加熱すればペットにも安心して使えますが、カロリーが高いためごく少量ずつの使用がおすすめです。
食品図鑑 『うずらの卵(鶉卵)』
◆旬
通年(養鶉のため季節を問わず流通)
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◆主な栄養成分
• たんぱく質…筋肉や皮膚、体の材料に
• ビタミンA(レチノール)…視力・皮膚・免疫サポート
• ビタミンB12…造血・神経の健康に
• 鉄…赤血球をつくる材料
• コリン…脳や神経系の働きを助ける
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◆ペットにとっての栄養的メリット
• 良質なたんぱく質で体の成長や修復をサポート
• ビタミン・ミネラルが豊富で栄養価の高いごちそう食材
• 小型犬・猫にも扱いやすいサイズ
• 生より加熱後の方が消化・吸収に優れる
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◆注意点
• 必ず加熱してから与える(生卵はNG)
• 脂質・コレステロールが多いため頻繁に与えない
• 小型犬・猫には1個未満(半分など)から
• 卵アレルギーのある子には使用を避ける
• 市販の味付け済み(醤油煮・水煮缶)は不可
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◆選び方
• 殻にヒビがなく、清潔なもの
• 無添加・無調味の「加熱用うずら卵」も可
• 新鮮なものは卵白がぷっくり盛り上がる
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◆調理のポイント
• 茹でる:沸騰した湯で4〜5分で固ゆでに
• 剥くときは冷水でしっかり冷やしてから
• 刻んでごはんに混ぜたり、スープの具に
• 魚や野菜と合わせるとバランス◎
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◆保存方法
• 生:冷蔵庫で保存(賞味期限内に使用)
• 加熱後:殻付きで冷蔵1〜2日、冷凍不可
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うずらの卵は、小さいながらも栄養豊富で、ご褒美や栄養補強にぴったりの存在。
使う量はごく少量から。ペットの体格や状態に合わせて、無理なくご活用ください。
いつものごはんに「ちょっと特別感」をプラスできます。
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