植物性たんぱくで体の内側から元気に!~ひえ~

食品図鑑

ひえは、古くから日本で親しまれてきた雑穀のひとつで、アレルギーが少ない穀物としても知られています。
精白米に比べてビタミンB群やミネラルが豊富で、鉄分やマグネシウムなど、代謝や血流のサポートに役立つ栄養素を含んでいます。
消化にもやさしく、炭水化物だけでなく植物性たんぱくも含まれているため、ペットのごはんにも取り入れやすい雑穀です。

食品図鑑 『ひえ』

◆旬
通年(乾燥穀物として年中利用可能)


◆主な栄養成分
• 炭水化物…エネルギー源に
• たんぱく質…筋肉や皮膚の材料に(植物性)
• ビタミンB群(B1・B6など)…代謝や神経の健康をサポート
• 鉄…貧血予防に(赤血球の材料)
• マグネシウム…血流や筋肉の働きに関与
• 食物繊維…腸内環境を整える


◆ペットにとっての栄養的メリット
• 消化にやさしい炭水化物源
• 植物性たんぱくで体づくりをサポート
• 鉄やマグネシウムで体のバランス維持
• ビタミンB群で代謝のサポートに
• 便通改善にも期待できる


◆注意点
• 必ず加熱調理してから与える(生はNG)
• 食物繊維が豊富なため、初めて与えるときは少量から
• 白米や玄米の代わりに混ぜて使うと◎


◆選び方
• 粒が均一で、異物やカビのないもの
• 無農薬やオーガニックのものを選ぶと安心
• 精製度の低い、皮ごとの雑穀のほうが栄養価は高い


◆調理のポイント
• 洗ってから水に30分ほど浸水し、柔らかく炊く
• 白米と混ぜて炊飯すると風味も◎
• 炊いた後に冷凍保存も可能(小分け推奨)
• 柔らかく炊いて、つぶす・刻むなど食べやすくして使用


◆保存方法
• 乾燥状態:高温多湿を避け、密閉容器で保存(常温)
• 炊いた後:冷蔵で2〜3日、冷凍で1か月以内に


ひえは、アレルギーが心配な子や、おなかにやさしい炭水化物を探しているときにおすすめの雑穀です。
植物性たんぱく質や鉄分も含まれており、バランスの取れた「主食の選択肢」として活用できます。
愛犬・愛猫のごはんにも、無理なく取り入れてみてくださいね。

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