ズッキーニは、キュウリに似た見た目ですが、実はかぼちゃの仲間。
みずみずしくクセのない味わいで、夏に旬を迎える栄養豊富な野菜です。
カリウムやビタミンC、β-カロテンなどを含み、体の水分バランスや代謝をサポートします。
犬や猫にとっても、加熱することで消化しやすくなり、夏バテ予防や便通サポートにも役立ちます。
食品図鑑 『ズッキーニ』
◆旬
初夏〜夏(6〜8月頃)
※輸入品やハウス栽培で通年出回ることもあります。
◆主な栄養成分
- カリウム…体内の余分なナトリウム排出、むくみ対策に
- ビタミンC…抗酸化作用、免疫サポート
- β-カロテン…体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜を守る
- ビタミンB群…代謝や疲労回復を助ける
- 食物繊維…腸のはたらきを整えて便通をサポート
- 水分…体を冷やしすぎずに水分補給できる
◆ペットにとっての栄養的メリット
- 水分・カリウム補給で夏バテ対策に◎
- β-カロテンで皮膚・粘膜の健康サポート
- 便通や腸内環境をやさしく整える(食物繊維)
- ビタミンB群で代謝を助け、元気な毎日を応援
◆注意点
- 必ず加熱してから与える(生では消化しにくい)
- 大量に与えるとお腹がゆるくなることがあるため、少量から
- 皮が硬い場合はむいてもOK。中の種は気になる場合は取り除く
- 油との相性がよいため、少量の油と一緒に調理しても栄養吸収◎(ただし無塩・無添加で)
◆選び方
- 表面がつややかで、色が濃く、重みのあるもの
- 太すぎず、均一な形のものが調理しやすい
- 切り口が新鮮で乾燥していないものを選ぶ
◆調理のポイント
- 茹でる・蒸す・炒めるなどでやわらかく加熱
- 輪切りや角切りにして細かく刻むと食べやすい
- スープや雑炊、炒め物の具材にもおすすめ
- 冷凍保存する場合は、加熱してから小分けで
◆保存方法
- 生:ラップに包んで冷蔵庫で保存(1週間以内)
- 加熱後:冷蔵で2〜3日、冷凍で1か月以内に
- 冷凍時は水分が出やすいため、調理済みで保存がおすすめ
ズッキーニは、夏にぴったりの水分・ミネラルを補えるやさしい野菜。
体を冷やしすぎずに内側から整える力があり、暑さに弱い子のサポートにもなります。
ぜひ、愛犬・愛猫のごはんにも「夏のひとさじ」として取り入れてみてくださいね。
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