お刺身用の鯵を使った、かんたんメニューです。
鯵は、胃の冷えを取って胃腸の働きを高めてくれるので、
食欲がない時にもおすすめしたい食材です。
今回は、鯵を、猫さんにも食べやすい食べやすいそぼろにしました。
レシピ紹介
材料
- (体重4キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 鯵 75g
- 干し椎茸 1枚
- チンゲン菜 1枚
- にんじん 5g
- かぼちゃ 5g
- 絹さや 1枚
- 水 100ml
手順
- 干ししいたけを100ccの水で戻しておく。 ※戻し汁はとっておく。
- 鯵を食べやすい大きさに切る。
- 干ししいたけ、ちんげんさい、にんじん、かぼちゃ、絹さやをそれぞれ、細切りにする。
- お鍋に①の戻し汁を入れ、沸騰したら、干ししいたけ、鯵を加え、鯵をほぐしながら煮詰める。
- ある程度、火が通ったら、ちんげんさいを加えて、さらに煮詰める。
- にんじん、かぼちゃ、絹さやを湯どおしする。
- ⑤と⑥を混ぜ合わせてできあがり。
提供:上級指導士 鈴木 美由起
<鯵>
たんぱく質や、不飽和脂肪酸であるEPA(エイコサペンタエン酸)、
DHA(ドコサヘキサエン酸)の他、
ビタミンB群、カリウムやカルシウム等のミネラル類も豊富に含んでいます。
DHAは、脳の働きを高めて神経組織を活性化し、老化を防止してくれます。
また、血液中の善玉コレステロールを増やす働きもあります。
EPAは、血液の流れをスムーズにしてくれるため、
血管障害や動脈硬化の予防にも有効です。
<しいたけ>
気や血の流れを良くし、胃腸を元気にする働きがあります。
コレステロールを減らすエリタデニンなど、
他の食物ではとりにくい栄養素が豊富に含まれています。
<にんじん>
にんじんに含まれるレチノールは、粘膜を健康に保ち、
病原体の侵入を防いでくれます。
消化器系の働きも助けてくれるため、
食欲不振、下痢、便秘の改善にも効果が期待できます。
<かぼちゃ>
βカロテンをはじめ、活性酸素を除去してくれる
坑酸化ビタミンであるビタミンCやビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンCは、βカロテンと一緒に発がん物質の
合成を防ぐために働いてくれます。
また、ビタミンEは、血液をサラサラにして生活習慣病を予防します。
<絹さや>
ビタミン、ミネラルをバランス良く含んでいます。
体の中の湿気を取ってくれるため、むくみの解消に期待できるだけでなく、
下痢の改善にも有効です。