ひじきを細かく刻んでひき肉と一緒に混ぜると、風味もよくなる上、ペットがひじきを、お皿に残しにくくなります。
レシピ紹介
材料
- (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 鶏ひき肉 70g
- ひじき(水で戻したもの) 5g
- 人参 20g
- ゴボウ 20g
- キャベツ 50g
- かいわれ大根 10g
- スパゲティ(乾物の状態) 20g
手順
- ひじきをみじん切りにし、人参とゴボウはすりおろしておく。
- 鶏ひき肉に、①を混ぜ合わせる。
- ②を成形し、フライパンでこんがりと焼く。
- 鍋にお湯を入れて、食べやすい大きさに切ったキャベツを煮る。
- キャベツがしんなりしたら、お皿に③と一緒に盛る。
- カイワレ大根を乗せ、人肌に冷めたら給餌する。
提供:准指導士 高岡まちこ
おすすめPOINT
ひじきをみじん切りにすることで、消化しやすくなります。
また、ハンバーグにすることで、海藻が苦手なワンちゃんや、細かい食材を舌ですくうのが苦手なワンちゃんも、お肉と一緒に食べられるので残すことがなくなります。
海藻類の中でカルシウム含有量がトップのひじきは、マグネシウムも豊富に含まれるため、骨の強化に欠かせません。
カルシウム以外にも、被毛の美しさを保つヨウ素や、鉄などのミネラル類が多く、貧血を防ぐ効果のある鉄は、ほうれんそうの15倍もあります。
毎日手軽に摂れるカルシウム源として、体内利用度の高いカルシウムを豊富に含むひじきを是非おすすめします。
鶏肉は脂肪が少ない上にやわらかいので、消化吸収しやすいメリットがあります。
また、鶏肉のタンパク質には、必須アミノ酸がバランス良く含まれ、筋肉の強化に効果的です。
筋肉量の少ない子には、鶏肉を食べさせた後に運動をすると、良質な筋肉がつきます。
ただし、食べた直後の運動は避け、休みをとってからにしょうましょう。