猫ちゃんの好きな食材のひとつ「卵」の中に細かくしたお野菜を入れてふんわり仕上げました。
お野菜嫌いの猫ちゃんでも、これなら思わず食べちゃうかも♪
飼い主さま用には、ベーコンや玉ねぎを加えるとコクが出てビールのお供にもおすすめです。
レシピ紹介
材料
- (体重４キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- じゃがいも 10g
- ささみ 15g
- 赤パプリカ 5g
- ピーマン 3g
- 卵 1個
- オリーブ油 少々
手順
- じゃがいもは５㎎角に切り、電子レンジで加熱するか茹でて火を通しておく。
- ささみは食べやすい大きさに切り、オリーブで炒め、器に移して粗熱を取っておく。
- パプリカとピーマンは細かく切っておく。
- ボールに卵を溶きほぐし、①②③を加えて混ぜておく。
- フライパンにオリーブ油を熱し、④を一気に入れて菜箸でさっくり混ぜ、両面を焼いてできあがり。
提供：上級指導士 関口 清美
おすすめPOINT
じゃがいもには、ビタミンCが豊富に含まれています。本来ビタミンCは、加熱には弱いものですが、
じゃがいもの場合は主成分であるでんぷんに守られているために、効率的にビタミンCを摂取できるという
特徴があります。ビタミンCはコラーゲンの育成を促進するため、粘膜の保護に有益です。
鶏肉には、必須アミノ酸がバランスよく含まれていて、筋肉の強化に効果的な食材です。
皮膚や粘膜を強化し免疫力をアップするビタミンAや、疲労回復などが期待できるビタミンB群も豊富です。
ささみにはほとんど脂肪分が含まれていないので、ダイエットをしている子にもおすすめです。
卵は、必須アミノ酸がバランスよく含まれている完全栄養食品です。免疫力を高めるビタミンAや、
各種栄養素の代謝を促進するビタミンB群、老化予防のビタミンEや、鉄やカルシウムなどのミネラルも豊富です。
ピーマンは豊富なβ-カロテンとビタミンCを含み、老化防止や免疫力アップに効果的な食材です。ビタミンCを吸収されやすくし、毛細血管を丈夫にしてくれる優れた成分、ビタミンPも含まれています。さらに、血中コレステロールを減らし、動脈硬化を予防してくれるクロロフィルや、β-カロテンよりも強い抗酸化作用を持つカプサインチンは、がん予防に有益です。
赤パプリカのカプサイシンと呼ばれる赤い色素は、赤唐辛子にも含まれる成分。抗酸化物質で知られているβ-カロテンよりも高い抗酸化作用があると言われレいます。身体の中の不要なコレステロールを取り除く働きがあるため、動脈硬化や心筋梗塞などの生活習慣病の予防効果が期待できます。また、新陳代謝を活発にする作用があるため、冷え症や疲労回復にもおすすめです。
