ふわふわのお好み焼きのような、オムレツのような仕上がりです。
中の具をお好みに海老やチーズなどに変更してもOK!その場合、固まりにくくなる場合もありますので、生地の様子を見ながらうずらの卵をもう一つ追加します。分量を四倍の分量にし、鶏卵一個を加えお揃いご飯にするのもおススメです。
私たちには、トマトソースやぽん酢など後からかけて美味しくいただけます。
レシピ紹介
材料
- (体重4キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 山芋(すりおろす) 15g個
- 鶏胸ひき肉 15g
- キャベツ 8g
- にんじん 3g
- 小松菜 葉1枚の1/4程度
- ウズラの卵 1個
- コーン(缶) 小さじ1
- 豆乳 大さじ2
- 片栗粉 小さじ1/2
- ドライバジル 適量
- オリーブオイル 適量
手順
- キャベツ、にんじん、小松菜は細かく切り、耐熱のお皿に入れ軽くラップをし、600wの電子レンジで20〜30秒加熱し、粗熱を取っておきます。
- ボールに摩り下ろした山芋、鶏胸ひき肉、よく溶いたうずらの卵、①を入れよく混ぜ合わせます。
- 鍋に豆乳、片栗粉、コーンを入れ中火でとろみがつくまで火にかけ、とろみが出たら火を止めます。
- 熱したフライパンにオリーブオイルを入れ ②を入れ中火〜弱火で焼き、裏面に焼き色がついたら分量外の水を入れ蓋をし、しっかり火を通したら半分に折ります。
- ④を器に入れ ③をかけドライバジルを散らします。冷めたのを確認し、食べやすい大きさに崩し与えます。
提供:指導士 ちゃぞの のりこ
おすすめPOINT
長芋は、βカロテン、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンCなどのビタミン類とカリウム、鉄、亜鉛などのミネラルを含みます。ネバネバ成分の糖タンパク質は、水溶性食物繊の仲間で腸内細菌の餌になり腸内環境を整えます。また、昔から栄養価が高く、スタミナがつくといわれていて【山のうなぎ】という異名を持つ食材です。
鶏のむね肉には、ビタミンB1、B2、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンAなどのビタミン類。鉄、カルシウムなどのミネラルも豊富です。また、アミノ酸の成分の一種イミダペプチド(イミダゾールジペプチド)が多く含まれ、科学的にも根拠を持つ抗疲労成分として疲労回復などに期待されています。
キャベツは、βカロテン、ビタミンC、ビタミンK、ビタミンUを多く含みカリウム、カルシウム、マグネシウム、リンなどのミネラルも含みます。特にビタミンUは、キャベジンと呼ばれ胃粘膜を修復するといわれています。また、キャベツは、炭水化物分解酵素ジアスターゼ も含みます。
小さいうずら卵ですが、鶏卵とほぼ変わらない栄養素を含んでいます。ビタミンB2、B12、のビタミンB群と鉄、亜鉛、抗酸化成分のセレンなどのミネラルも豊富です。
にんじんは、βカロテンを豊富に含みます。βカロテンは、人と犬の体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは、皮膚や肺、気管支などの上皮組織を細菌やウイルスから守る役目があるといわれています。
小松菜は、βカロテン、ビタミンC、Eなどのビタミン類をはじめミネラルのカルシウムや鉄分、カリウムなどを豊富に含みます。
とうもろこし(コーン)は、ビタミンB1、B2、ビタミンE、カルシウム、マグネシウムなど豊富に含まれ、また食物繊維も多くリノール酸(必須脂肪酸)も含む食材です。
豆乳は大豆を絞って作られています。大豆に含まれるサポニンは、血中コレステロールを下げ動脈硬化や高血圧予防する働きがあり、イソフラボンは美肌効果や新陳代謝を高める効果が期待されます。