夏バテ気味の子でも、ツルンと食べられる、
のど越しよく、香りよく、美味しいメニューです。
レシピ紹介
材料
- (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 鶏卵(Mサイズ) 1個
- 鶏ささみ 30g
- 小松菜(茹で) 10g
- プチトマト 3個
- 戻した干し椎茸 1/2枚
- サラダ油(香りの少ない油) 小さじ1
- 干し椎茸の戻し汁 50ml
- カツオの出し汁 150ml
- 炊いたご飯 100g
手順
- 干し椎茸は水で戻し、戻し汁もとっておく。
- カツオの出し汁を作っておく。
- 卵を割り、白身と黄身がよく混ざるように、横方向にさや箸を動かして混ぜておく。
- 戻した椎茸はみじん切りに、小松菜は茹でて、食べやすい大きさに切っておく。
- ③に、だし汁を卵と混ぜながらくわえる。
- 出し汁が混ぜ合わさったら、油、椎茸、小松菜を入れさらに混ぜる。
- 耐熱の器に食べやすい大きさに切ったささみを入れ、その上に⑥を入れる
- 7を蒸し器に入れて10分ほど蒸す。(蒸し時間は目安です)
- 蒸しあがったら、プチトマトを乗せ冷蔵庫で冷やす。
提供:准指導士 高岡 まちこ
おすすめPOINT
出汁の香りで食欲減退気味の子でも、食べる気力が湧きやすいです。
喉ごしもよく、夏場でもしっかり摂取したいタンパク質や、水分も無理なく摂取できるメニューです。
カツオ出汁に含まれるイノシン酸は、旨味成分として有名ですが、細胞内でDNAをつなぐ物質の原料にもなります。
イノシン酸を摂取することで細胞の活性化にも繋がります。
また、材料に油を入れることで、『す』が立ちにくくなり、食事の量をたくさん食べることができない子でも、カロリー(熱量)を摂取することができます。
鶏卵は良質なたんぱく質が豊富で、丈夫な体作りに欠かせない必須アミノ酸が絶妙なバランスで含まれているので、積極的に与えたい食材のひとつです。
また、ストレスに対する抵抗力を高めてくれるパントテン酸を豊富に含むため、鶏卵は心身共に元気にする効果が期待できます。
ささみは脂肪分がほとんど含まれていない上に消化吸収がよく、必須アミノ酸がバランス良く含まれ筋肉強化にも役立ちます。
筋肉量が少ない子には、鶏肉を食べさせて後に運動をすると、良質な筋肉がつきます。
ただし食べた直後の運動は避け、休みをとってからにしましょう。