鶏ひき肉の中にすりおろした野菜やみじん切りした野菜が入っているので、野菜もお肉もたっぷり食べられるメニューです。
レシピ紹介
材料
- (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- キャベツ 80g(生の葉1枚40g位を2枚)
- マッシュルーム 小1個
- 人参 10g
- ゴボウ 10g
- ブロッコリー(茹でた物) 20g
- 鶏ひき肉 100g
- スパゲティ(茹でた物) 80g
- トマトピューレ 大さじ1
手順
- 人参とゴボウはすりおろし、マッシュルームはみじん切りにする。
- 鶏ひき肉に、①を入れ、よく混ぜ合わせておく。
- キャベツの葉は茹でて、芯の部分はすりこぎでたたいて巻きやすくする。
- ②の種を③のキャベツで巻く。
- 鍋に④を入れ、ひたひたのお水を入れて15分ほど煮る。
- お好みでトマトピューレを入れる。
- ロールキャベツが煮えたら、食べやすい大きさに切り、ブロッコリー、スパゲティと一緒に盛り付ける。
提供:准指導士 高岡まちこ
おすすめPOINT
・キャベツは、からだに有益なビタミンを多く含みます。
胃腸の働き強くする効果のある、ビタミンUを含むため、
胃腸の弱い子にお薦め食材です。
・マッシュルームは旨味成分のグルタミン酸を多く含み、
脂質代謝にかかわるビタミンB2を含むため、肥満防止に効果があります。
にんじんは、βカロテンを多く含み、鶏肉のたんぱく質と一緒に食べることで、免疫力の増強に役立ちます。
βカロテンは脂溶性ビタミンのため、油と一緒に食べることで吸収がよくなります。
ごぼうは食物繊維が豊富な食材。
整腸を促す不溶性食物繊維が多いので、便通がよくなるだけでなく、腸内の発がん物質を吸着して排泄させる働きもあります。
また、水溶性食物繊維のイヌリンは、腎臓の機能を高める利尿効果があります。
ゴボウの風味は肉や魚の臭み消しにもなります。
ブロッコリーは、抗酸化作用のあるビタミンCやβカロテンが豊富です。
鶏肉のたんぱく質と一緒に食べることで、細胞が丈夫になり免疫力を高める効果が期待できます。
鶏肉は良質なたんぱく質を含み、粘膜を強化するビタミンAを、牛肉や豚肉より多く含みます。ビタミンCを含む野菜と一緒に食べることで、動脈硬化予防の期待ができます。
スパゲティはエネルギー源となる糖質を多く含む食品です。
白米より食物繊維を多く含みます。