その他手作り食事

手作り食なんて贅沢なものたべたら、
フードを食べなくなっちゃう……

「手作り食なんて贅沢ものだなものを食べたら、
フードを食べなくなっちゃうのではないでしょうか?」
と不思議なことを心配する人がいます。

●フードしかなければフードを食べる!

確かに、一時的に食べかなくなることがあるかもしれません。

だっておいしいものはおいしいですからね。

でもフードしかなければフードを食べる子がほとんどです。

仮に最初は食べなくなっても、
お腹が空けば食べるので餓死する子はいません。

●美味しい方を選ぶのは当たり前

まず”You are what you eat.
(身体は食べたもので作られる)”という言葉があります。

これは個人的な考えですが、
やはり「ちゃんとしたものは美味しい!」という現実があります。

「価格相応」という言葉があるように、
同じ食材でも、品質はまちまちです。

回転寿司屋のウニを食べてウニが苦手になった人が、
回らない寿司屋でウニを食べたら
「美味しい!以前食べたウニは何だったんだ!」というケースは珍しくありません。

もちろん、回転寿司屋のウニを美味しく食べられる人もいます。

このように、「許容範囲が広い人」とか
「お腹が満たされればいい」という考えの人と
「上質な食材を使って、一流の料理人に調理して下さった料理を食べたい」
という考えの人では、食事に対する考えがそもそも交わりにくいのです。

もちろん、どちらがいいとか悪いという話ではなく、
交わる必要はなく、双方を尊重すればいいだけのことです。

でも、「手作り食なんて贅沢なものを食べたら、
フードを食べなくなっちゃうのではないでしょうか?」と思うということは、
フードはインスタントフード・ジャンクフード、
でも、口にはできる!というレベルのものだと認識していらっしゃるからだと思うのです。

少なくとも「上質なものではない」
と理解していらっしゃると思います。

でも、選べるならば美味しいものを食べたいのは人間でも犬猫でも同じです。

●生物は環境に適応するもの

「災害時に食べなくなるのでは?」と心配する人がいますが、
実際にはそんな心配は不要です。

もしそのような心配が起こるとしたら、
それはあなたと動物の間に適切な関係性ができていないことを示しているのかもしれません。

あなたがきちんと言い聞かせれば伝わります。

あなたの都合で甘やかしたり、
制限したりしてきた積み重ねがいざという時に表面化するだけです。

目の前に食べられるものが出てきて、
餓死を選ぶ動物はいません。

普段の関係性を適切かつ良好にすることが、
心配をなくすことになると考えます。

●食べなければ健康になる

もし犬猫のハンストが続いたとしても、
元気ならばそれはそれで消化器系が休まり、
肉体の修復につながる、つまり断食、半断食のようになるので、
むしろ食べないことが身体には良いことになるので、
食べても食べなくてもメリットになるということは覚えておきたいものです。

逆に、数日食べないくらいで栄養失調になるとしたら、
それは普段の食生活が問題なだけで、
数日食べないことが問題ではないことも覚えておきたいことです。

このように、食事に関する考え方は、
最初に触れた不適切な情報の影響を受けて不安が募ることがよくあります。

適切な情報源で、自分の疑問を解決したいと思われたら、
ぜひ、ペット食育協会の一般会員になって、

●動画で適切な情報のシャワーを浴びる
●上手くいっている人達の事例を学ぶ
など
●新しい知識を学ぶ
●自分の知識状態を確認する
●わからないことは質問する

という習慣と環境を作り、
不安な時間を減らして、ペットとの楽しい時間を増やしてみてください。

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