「食事を変えたのに、何も変わらない…
いったいどうしたら…」
そんな飼い主さんのため息がときどき聞こえてきます。
全国から、こじれにこじれたペットが
連れて来られる須崎動物病院では、
そんな飼い主さんが多いものです。
この様な場合、診療経験から、
●何らかの見落としがある
●不適切な先入観から、出来ていないことがある
●食事は一切関係ない
などの方針が考えられます。
少なくとも、飼い主さんは
熱心に取り組まれておりますから、
基本的には、熱心な飼い主さんでも見えていない、
何らかの原因があるわけです。
飼い主さんは何かと忙しいので、
限られた時間内で、ペットの健康状態を完璧に把握するのは、
大変難しいものです。
ですから、
かかりつけの獣医師のチェックや判断を仰ぐことが大事なのです。
最近は、
手作り食を受け入れて下さる動物病院も増えて来ました。
しかし、「単なる数値合わせのレシピではなく、
ペットの処理能力の範囲内で、変に特殊な食材を使わなくても、
健康的な生活を送れる、現実的な食事指導をして欲しい。
出来れば簡単なヤツ!」
というご要望は多いものです。
ペット食育協会では、「選択肢は多い方がいい!
なぜなら、ゴールを一つに絞るのはいいが、
手段を一つに絞るのは、
問題解決力の低下以外の何ものでもないからだ。」
という考えのもと、
●ペットフード
●加熱食
●非加熱食
●糖質制限食
など、何でもありだと思っております。
ペットの状態を考えて、
複数の選択肢の中から
選べるということが大事だと思っております。
食事という選択肢を通じて健康になりたい!
そんな飼い主さんが、
適切な食事を選択できる様に、
ペット食育協会では、難しい試験をパスした認定講師が、
協会のカリキュラムに、自分の経験を加えて、
わかりやすくペットの食育情報を提供してくれています。
今、何も無いからこういう話を聞いて、
いざという時に備えるのか、
無準備で『いざという時』を迎え、
頭が真っ白の中で情報収集するものの、
頭に入ってこない…よって、
中途半端な理解で重要な決断をしなければならず、
最終的後悔…という道を選ぶか?
それは、あなた次第です。
ただ、須崎動物病院にお越しになる飼い主さんは、
「メルマガやブログで、
何でも無いときに知識の準備をしておけと言われていたし、
知っていたけど、なんであの時行動に移さなかったんだろうと、
悔やんでも仕方ないんですけど、悔やんでいます…。
まだ、間に合いますか?」という、
心身共に不安定な状態の方が多いので、
同じ様な方を増やしたくないなというのが、正直な気持ちです。
思い立ったら即行動!
今からでも遅くはありません。
やったらやっただけの結果、
やらなければやらないだけの結果を受け入れればいいのです。