療法食を半年食べさせているのに
皮膚病が解決しないのはなぜですか?
こんなご質問を先日の診療で
いただきました。
そうですよね、飼い主さんも
治ってほしいから療法食を
食べさせているんですものね…
でも、結果が全てですから
これは初期仮説が違うのかもしれない
と判断して
アプローチを変えてみても
いいかもしれませんね。
僕だったら
半年経ってますから
●食事は関係ないのかも
●他の問題があるのかも
●皮フに根本原因はないのかも
●生活環境に原因があるかも
などを考えます。
皮膚病→アレルゲン検査→除去食
というのは
アプローチのひとつですが
【絶対】ではないので、
それをご存じないと
飼い主さんも「頑張ってるのに…」と
モヤモヤしますよね…
で、思い切って手作り食に
切り替えていただきました。
そうしたら…
●便の状態がよくなった!
●便臭が気にならなくなった!
●おならが臭くなくなった!
●皮膚の状態がよくなった!
●痒みがなくなった!
●毛が生えてきた!
といううれしい成果が!
努力が報われないとき
前提が間違っていることはよくあります。
獣医さんを変えるのは
アプローチを変えることになる
「こともある」ので、
結果重視の臨機応変な対応で
取り組んでみてくださいね!