材料
- (体重4キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- まぐろ 60g
- ゴボウ 15g
- 自然薯 20g
- にんじん 5g
- けずり粉(魚の粉) 適量
- ひまわり油 1片 適量
手順
- ゴボウとにんじんを細かく切ります。
- フライパンを火にかけひまわり油を適量入れ、①で細かく切ったゴボウ、にんじんを炒めて、けずり粉を入れます。
- 刺身用のまぐろを一口サイズに切ります。
- 自然薯をすりおろします。
- 器に③のまぐろを盛り付け、④の自然薯をかけて、②で炒めたゴボウとにんじんを盛り付けて完成です。
提供:上級指導士 新胡博一
猫ちゃんが食べるときは、かき混ぜてから与えてください。
マグロの赤身には良質なタンパク質が多く含まれていて、しかも低カロリーです。
また脂肪分については、EPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)の
不飽和脂肪酸が含まれていて、血中のコレステロールを抑えるはたらきがあります。
ゴボウには食物繊維がたくさん含まれています。
100gあたり食物繊維量が6.1g、うち水溶性食物繊維2.7g・不溶性食物繊維3.4
gと水溶性と不溶性食物繊維のバランスが非常に良い野菜だといわれています。
また、ゴボウに含まれている水溶性食物繊維の一種には利尿作用もあると考えら
れており、体内に溜まった不要な水分や老廃物を体外に排出する手助けをしてく
ます。
自然薯は古くから漢方薬としても用いられ、滋養強壮をはじめ疲労回復、虚弱体質の改善や食欲増進、免疫力を
高め風邪予防などに優れた効果があるとされています。
他の山のいも類と比べると、ビタミンEが突出して豊富です。
ビタミンEには強い抗酸化作用があり、若返りのビタミンと呼ばれています。
また、自然薯には長芋の2倍くらいの食物繊維が含まれています。
食物繊維は、腸内の善玉菌の増殖を促すことで便の量を増やし、腸内環境を整えてくれます。
ひまわり油にはビタミンEが豊富に含まれています。
ビタミンEは脂肪の強力な抗酸化剤の役割をしますので、
まぐろなどの青魚に多く含まれる酸化されやすい不飽和脂肪酸の酸化を元に戻す
はたらきがあり、ビタミンEを摂れば酸化を防ぐことができます。