”野菜on野菜でヘルシーに”
夏で火照り疲れた体。エアコンや冷たい物での冷え疲れた体。バテない為にしっかり食べ過ぎて疲れた体。
いずれにせよ体はお疲れ気味では?
夏から秋が旬で体を冷やす効果があるナスを使って、中から美味しく優しく冷ましましょう。
レシピ紹介
材料
- (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- ナス 1/2本
- 冷凍枝豆 20g
- ごぼう 3㎝
- にんじん 3㎝
- オリーブ油 適量
手順
- ナスを食べやすい大きさにカットし、水にさらす。
- ごぼうはみじん切り、にんじんは粗めのみじん切りに。
- フライパンに油を熱したらナスを皮の方から焼いていき、しんなりしてきたらひっくり返し、焼き上がったら皿に盛っておく。
- 鍋ににんじん・ごぼうを入れひたひた程度の水を入れ、柔らかくなるまで煮る。
- ボウルに④と枝豆を入れ、スプーンでにんじんと枝豆をつぶす。(完全につぶしきる必要はなし)
- ⑤がだいたいつぶれたら、④の煮汁を入れてのばしながらソースを仕上げ、③にかける。
提供:ペット食育協会
おすすめPOINT
<ナス>
なすは90%以上が水分で、ビタミンやミネラルも含まれていますが、ナスの薬効はなんといっても皮にあります。
皮の紫色はナスニンというアントシアニン系色素で、ポリフェノールの1種です。アントシアニンは活性酸素の働きを抑制し、がん予防のほか、血管をきれいにし、動脈硬化や高血圧を予防する効果もあるといわれています。(アントシアニンのない、青なすや白なすもあります。)
体を冷やす効果があるナスですが冷やしすぎるのは良くないので、ごぼうや生姜などの体を温める効果があるものと一緒に調理するのもおすすめです。
<枝豆>
大豆が熟す前の未熟果。初夏から秋までが旬で、畑の肉と呼ばれるほど良質のたんぱく質に富んだ大豆と同様、糖質・脂質・ビタミンB1、2・カルシウムが豊富に含まれ、大豆にはないビタミンCもたっぷり含んでいます。葉酸も多く含まれており、これは体の成長促進や貧血の予防、消化器官を健やかに保ってくれるなどの働きがあります。
<ごぼう>
野菜の中でも一番多く食物繊維を含むごぼうは、水溶性・不溶性食物繊維をバランスよく含む良質な食材で、ごぼうの食物繊維は、お肉やお米の数十倍の水分を吸収して、便通をよくしてくれます。
<人参>
活性酸素を除去するβ-カロテンの含有量が、野菜の中で飛びぬけて多い特徴を持つにんじんは、生活習慣病予防や、がんの抑制、貧血対策に有効です。Β-カロテンは、体の中必要に応じてビタミンAに変換されるため、ビタミンA過剰症になる心配はいりません。ビタミンAには皮膚や粘膜を正常に保ち、免疫力を高めるという働きがあります。
<オリーブオイル>
オリーブオイルはオレイン酸の割合がほかの食物油に比べ多い。オレイン酸は不飽和脂肪酸に分類され不飽和脂肪酸は血中コレステロールを下げる働きがある。
しかしコレステロールには善玉と悪玉があり、体に良い善玉まで下げてしまうところを一価不飽和脂肪酸であるオレイン酸は悪玉コレステロールのみを下げるといわれている。