体を健康に保ち免疫機能をアップする舞茸を、毎日のごはんに取り入れていただけるレシピです。
秋は乾燥が気になる季節。
体に潤いを与えるレンコンと梨を、舞茸と一緒にごはんのお供にしました。
レシピ紹介
材料
- (体重4キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 舞茸 25g
- 豚の粗びきひき肉 50g
- レンコン 10g
- ニンジン 7g
- 梨 1/8個
- 白ゴマ 適量
- 薄力粉 小さじ1/2
- 植物油 大さじ1/2
- みそ 小さじ1/4
手順
- 舞茸・レンコン・ニンジンは、7mm角に切る。
- 豚粗びきひき肉に薄力粉を混ぜ合わせる。
- 梨は皮をむき、種を取り除いてすりおろす。
- フライパンに好みの植物油を熱し②の豚肉を炒める。火が通ったら①の野菜を加えてなじませ、③とみそを加えて中火で加熱する。
- 梨の水分がなくなったら器に盛り、ゴマをつぶしながらふりかける。
※ごはんや麺に混ぜたり、そのままごはんとしても食べていただけます。味付けを増やして、飼い主さんのごはんのお供にもどうぞ。
提供:上級指導士 阿部 弘子
おすすめPOINT
「山で舞茸を見つけた村人が、舞い上がり踊った」と言い伝えられるほど、栄養価が高い食材です。
もっとも注目されている栄養素がβグルカン。きのこに多く含まれる成分として有名ですが、その中でも舞茸の含有量はトップクラスです。
強い抗がん作用を持つことで知られています。
また、脂質や糖質の代謝を促し疲労回復に欠かせないビタミンB群や、カルシュウムの吸収を助けて丈夫な骨を作るビタミンDを多く含んでします。
薬膳では気を補い、体を健康に保つ効果が高い食材とされています。
レンコンはビタミンCが非常に豊富で、疲労回復や風邪の予防、老化防止に効果があると言われています。またカリウムが豊富なことから、余分な塩分を排出する効果にも期待できます。
薬膳では、体の余分な熱を冷まして潤いを与える作用があると言われています。
特に肺を潤し、働きを高めてくれます。
梨は秋の代表的な果物で、整腸作用が期待されるソルビトールや、エネルギー代謝を促進するアスパラギン酸が豊富です。
秋は空気の乾燥が気になる季節。
梨は体を潤す作用が高く、肺にこもった余分な熱を下げると言われています。
のどの渇きや痛みに効果があると言われます。
梨はそのままでも美味しく食べられますが、調味料としても使えます。
お肉を柔らかくする効果もあるようです。