季節の野菜で栄養補給を！
春の訪れを感じさせる菜の花。実は加熱をすると葉は柔らかく茎はホクホクの美味しい野菜です。
食感のみならず実は含まれている栄養素がとても多く、特にβカロテンが豊富な緑黄色野菜でもあります。
つぼみの部分は少し苦みがあるのでクリーミーな味で食べやすくしながら、春の恵みをいっぱいいただきましょう。
レシピ紹介
材料
- (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 鶏むね肉 75g
- 菜の花 25g
- じゃがいも 30g
- パプリカ 20g
- しめじ 10g
- 豆乳 50ml
- マカロニ 20g
- 小麦粉 小さじ1弱
- 粉チーズ 適量
- オリーブオイル 適量
手順
- 菜の花は沸騰したお湯に茎から30秒程度、次に葉と花蕾の部分を30秒ほどさっと湯通しし、冷水で色止めをする。（なお菜の花は買ってきた時点で葉がしおれているようならば、30分～1時間ほど水を吸わせるとシャキッとします。）
- マカロニも袋に書かれている時間より少し長めに柔らかく茹でておく。
- 鶏むね肉、じゃがいも、パプリカ、しめじを食べやすい大きさに切る。下ごしらえした菜の花も食べやすい大きさに切っておく。
- フライパンにオリーブオイルをひき、鶏むね肉、じゃがいも、パプリカ、しめじと火の通りにくい食材から順に入れて炒める。
- ④の食材に火が通ったら、小麦粉をまんべんなくふりかけなじませるように炒め、豆乳を入れて弱火でかき混ぜながら煮込み、とろみがついてきたら、①の菜の花を入れてさっと混ぜながら炒める。
- 耐熱皿にマカロニを敷き、⑤の具材を入れ、最後に粉チーズを振りかける。
- オーブントースター等に入れて焼き目を軽くつけたら取り出し、冷まして出来上がり。
提供：上級指導士 板東聖子
おすすめPOINT
菜の花はとてもゆで上がりやすくて水溶性のビタミンも多く含まれているので、下ゆではあくまでもさっと行うこと。また緑黄色野菜でβカロテンなどの脂溶性のビタミンも多く含まれているので、油で軽く炒めると栄養の吸収が良くなります。
豆乳には植物性のたんぱく質に加え、ビタミンやミネラルなども豊富に含まれます。余分な脂肪を分解する作用を持つサポニンや、がんの予防に効果のあるイソフラボンなども多く含まれています。
（なお、３．の上にかけるフィリングの硬さは豆乳や粉の量でお好みで調整してください。）
粉チーズはお好みで。
香りがいいので食が細い子、なかなか食べない子の場合は食いつきがよくなることもあります。
鶏肉は脂肪が少ない上にやわらかいので、消化吸収しやすいというメリットがあります。
また、鶏肉のたんぱく質には必須アミノ酸がバランス良く含まれ筋肉の強化に効果的です。
じゃがいもは、主成分であるでんぷんが、豊富に含まれるビタミンCを摂取できる食材です。
