人参、ごぼう、大根等、土の下で成長するお野菜には、体をあたためてくれる効果があります。
寒くなる、これからの季節、体の中からあたためて、毎日を元気に過ごしてもらいましょう。
レシピ紹介
材料
- (体重4キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 鶏ひき肉 60g
- 青梗菜 1枚
- 人参 5g
- ごぼう 5g
- しいたけ 1/2個
- 大根 15g
- 片栗粉 少々
- 人参(飾り用) 適量
手順
- 青梗菜、人参、ごぼう、しいたけをみじん切りにする。
- 鶏ひき肉に、1でみじん切りにした青梗菜1/3程度と、人参、ぼごう、しいたけ、少量の片栗粉を加え、粘りが出るまでこねる。※青梗菜の3/1枚はとっておく。
- ②の鶏ひき肉をお団子状にまとめ、沸騰したお湯に入れて煮る。
- 大根をすりおろす。
- ③の鶏団子に火が通ったら、残しておいた青梗菜と、④ですりおろした大根を加え、ひと煮立ちさせて出来上がり。
提供:上級指導士 鈴木 美由起
おすすめPOINT
鶏肉は必須アミノ酸をバランスよく含むお肉です。
特にメチオニンが豊富。
メチオニンには、肝臓に脂肪がたまるのを予防してくれる働きがあります。
また、血中コレステロールを減らしてくれるリノール酸やオレイン酸が多いのも特徴です。
青梗菜は、ビタミンAをたっぷり含みます。
ビタミンAは、皮膚や粘膜を健康に保ち、病原体の侵入を防いでくれるため、感染症予防にも期待ができます。
また、ビタミンCも豊富ですので、風邪の予防や疲労回復にも効果があります。
人参に含まれるカリウムは、過剰な塩分を排泄してくれるため、高血圧予防に有益です。
食物繊維の代表格とも言えそうなごぼう。
食物繊維は、腸内の老廃物の排泄を促し、便秘を解消してくれるだけでなく、コレステロールや塩分も吸着して排泄してくれるため、高血圧の予防にも効果的です。
また、水溶性食物繊維であるイヌリンが、腎臓の機能を強化し、利尿を促してくれますので、体内の解毒作用を高める効果もあります。
しいたけは、不溶性食物繊維、水溶性食物繊維を豊富に含んでいますので、腸の健康維持におすすめです。
また、しいたけ特有の成分であるエリタデニンは、コレステロール値を下げてくれるので、動脈硬化の予防が期待できます。
大根には、ジアスターゼ等、消化・吸収を助けてくれる酵素が含まれています。
この消化酵素には、解毒作用もあるため、発ガン物質を排除するのにも役立ちます。