りんごは秋に美味しい果物です。シャリシャリと生をおやつであげるのもいいですが、加熱すると栄養価も高くなりますので、お料理に使うのもオススメです。豚肉との相性が抜群にいいので、わんちゃんにもぜひこの美味しさを味わってもらってください。
レシピ紹介
材料
- (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 豚肉（カレー用） 150g
- りんご 1/4個
- じゃがいも 1個
- 生姜 1スライス
- バター 5g
手順
- 鍋にバターを溶かし、生姜を軽く炒める。
- 生姜の香りが出てきたら豚肉をきつね色になるまで炒める。
- 一口大に切ったじゃがいもとりんごを鍋に入れて周りが少し透明になるまで脂を絡ませる感じで炒める。
- 鍋に蓋をして弱火〜中火で12〜15分蒸し煮にする。水は加えなくても大丈夫。途中で底が焦げないようにヘラで混ぜる。
- じゃがいもに串を通して柔らかくなっていたら出来上がり。冷まして与える。
- 飼い主さん用のカレーにする場合は、水をひたひたに加えて強火で一度沸かし、カレールーを入れたら少し煮込めば出来上がり。
提供：上級指導士 安藤 愛
おすすめPOINT
「1日1個のりんごは医者いらず」と言われる通り、りんごには生活習慣病の予防や抗酸化作用があります。特に、皮に多く含まれているポリフェノールには、コレステロール除去、活性酸素の抑制、がん予防などにも効果があると言われています。ポリフェノールは熱にも強いので加熱調理にも向いています。
また、豊富に含まれている食物繊維の中でも水溶性のペクチンは、加熱することで５倍以上になると言われています。ペクチンには、整腸作用がありますので、下痢や便秘にも効果があります。第二の脳と言われる腸の腸内細菌の活性化を図ることによって、体全体の健康にもつながります。
りんごに含まれる酸は豚肉を柔らかくする働きもしますし、りんごの食物繊維が豚肉の脂肪分の吸収を抑えます。また、豚肉とりんごに含まれるカリウムは塩分を排出する働きもありますので、バターは有塩でも特に問題ないかと思います。
たくさん作って、飼い主さんはカレールーを溶かせば美味しいカレーになりますので家族全員で楽しんでくださいね。
