手作り

食べ物を変えたら目の輝きがかわりました!

先日、こんなお便りをいただきました。

うちの子はこれまで、フードが嫌いだったのか、なかなか食べてくれず、
食に興味がないのだろうと思っていました。

ところが、手作り食を作ったら
「何日も食事を食べられなかった子」の様に一気にバクバク…と食べて、
ものの十数秒で完食しました。

食べ終わった後もお皿をなめ回し、
「もっとちょうだい」という目で私を見つめるのです。

これには、家族全員が驚きました。

かかりつけの獣医さんやトレーナーさんには反対されましたが、
食いつきが全く違いますし、
なにより目つきが生き生きとしていて、
毛づやも良くなり、私が台所に立つとちょこんと座って待っている姿が可愛らしくて仕方ありません。

「栄養バランスが崩れると、病気になりやすい」と言われたので、
血液検査をしたら全て正常で(それまでは肝臓の数値が高かったのです)、
「でも、肝臓の数値が良くなりましたよ!」と言うと、
「血液検査の値が正常でも、病気になった後の治りが悪くなるんです。」と断言されました。

母の直感と申しましょうか、
素人目にこれは良い変化と感じております。


かかりつけの先生に後ろ指を指されない様に、
手作り食の勉強をして、我が子の健康をサポートしたいと思います。

愛知県 松田美裕さま

 

こういうお便りはとてもうれしくなります。

ペット食育協会(APNA[エイプナ])は、生き物の多様性を視野に入れ、
「犬は●●でなければならない」とか、「ネコはこうあるべきだ」という決めつけをしない様に、
かといって無茶な食事内容にもせず、
個々の子達が健康を十分に発揮できる食生活の提案をしております。

最近の飼い主さんは、勉強熱心な方が増えてきて、
いろいろな情報に触れる様ですが、
その中には「単なる仮説」が定説的な表現になっているものとか、
ごく希に一部で起こるかもしれない様なことが
「全ての犬や猫で起こる」かの様な表現になっていて、
単に飼い主さんを不安にすることが目的の様な情報が少なくありません。

私はこういう不安を抱えた飼い主さんとお話しをする度に
「『世の中では道路を歩いているだけで交通事故に遭う人がいる』から道路を歩くのを止めましょう!」
という主張に違和感を感じる様に、
一部で起こったことを全体で起こるかの様に結びつけて情報提供し、
あたかもフードのみが安全で、
人間の食べ物が危険なものという印象操作につなげることには疑問を感じております。

普通に考えればわかることですが、
自然界に存在する食材にはその良さが、
工場で作られたインスタントフードにはインスタントフードならではの良さがあり、
どちらでなければならないとか、
どちらかが全くダメだ!などというようなものにはならないのです。

最近はこの辺のことに多くの飼い主さんが気付き始めました。

しかし、今度はそれが行き過ぎて
「●●高原の●●名水で育てた●●地鶏でなければならない」
という極端な話になったりもしている様です。

もちろん、良い食材を食べることは全ての飼い主さんの望むところではあるかもしれませんが、
こだわりの食材はそれなりに費用がかかります。


いろいろな飼い主さんとお話ししておりますと、
あまり本質的でないことに囚われ、不安になっている方が少なくないようです。

私が考えるに、理想的なのは「●●しか食べられない身体」より、
「何を食べても必要なものは吸収・活用し、
不要な物は適切に排除出来る身体」だと思うのです。

ですから、『特殊な食材』でなくとも
元気に過ごせる子がたくさん増えてくれるといいなぁと思っています。

ペット食育協会は、スポンサーの意向に関係ない、
バランスの取れた情報提供を心がけております。

特に「いろんな説があって、どれを信じたらいいのかわからない」
という方にはお役に立てるはずです。

あっ、くれぐれも、
かかりつけの先生と言い争いになったりしない様に、
大人な対応をして下さいね。

 

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