情報多く正反対の話もあり何を信じたら…
診療中に飼い主さんとお話をしていると
世の中には情報が多すぎて
中には正反対の意見もあったりして
何を信じたらいいのかわからない…
とお悩みの方は少なくありません。
ひょっとしたらあなたの周りの人達も
そうかもしれません…
答えはズバリ!
絶対に正しいもなければ
絶対に間違っているもなく
個々の条件で最適解が変わるです!
そもそも世の中は
●100%そうなこと
●100%ではないけど大体そう
●どちらかというとそう
●どちらともいえない
●どちらかというとそうではない
●0%ではないけれど大体そうじゃない
●0%なこと
と可能性が変化します。
ほぼ「100%そう」なことの代表は
【リンゴを手放したら下に落ちる】で、
ほぼ「0%」なことの代表は
【リンゴを手放したら勢いよく空に消える】です。
まぁ、
ドリフのコントではありましたよね(笑)
なんでこうなるかというと
科学の大前提に
【 条件が変わると結果も変わる 】
というものがあり
この条件には
【使用法・量・濃度・頻度・期間】
などがあり
これらに加えて
【個体の反応性】
もあるので、
必ずしも科学的根拠のあることが
唯一無二の正解とは限らないのです。
でも、コロナ禍で
【 エビデンスのあること=正解 】
と誤解する人が増えてきて
【 普遍的な正解 】を探そうと
勘違いする人が増えてきてしまいました。
そもそも「いろんな意見がある」
ということは、
【状況によって結果が異なる程度のこと】
という意味です。
たとえば、
あなたはたこ焼き食べてもなんともない
僕はたこ焼き食べるとお腹壊す
みたいな話です。
健康や食事についても、
体質や生活環境などの状況が異なると、
同じ食事や方法でも結果が変わることが多いのです。
●手作り食で健康になった
●手作り食で病気になった
という話は
●手作り食に問題がある可能性もあれば
●身体の調整能力の問題かもしれないし
●それまでの生活習慣の問題かも…
など、いろいろあるわけです。
個々の事情・状況でいろいろ変わるので
「これはこうなんです!」
なんていう決めつけは【論外】として
いろいろな可能性を考慮しつつ判断し
それでも心配だったら
チェックしてもらえばいいのです。
もちろん、
この時にチェックしてもらう相手は
同じ様に悩んでいる人ではなく
【あなたが望む結果を容易に出している人】です!
そもそも!
自然界で「食べられるかどうか?」
という状況で生活している動物に
AAFCO基準の食事でなければ
健康を維持できない!
今平気でも病気になったら治りが悪くなる!
だから
栄養バランスの取れていない手作り食
なんて言語道断!
なんて無茶な話なのは
あなたもご理解いただけると思いますし
うちの子、獣医さんに言われて栄養バランスの整ったフードを
食べさせていたのですがずっと病気なんです…
なんていう子もいますから
本質的な話は栄養バランスではない可能性もあるわけです。
そして、ペット食育協会の強いところは
実際に手作り食で生活している子達の、
飼い主さんに学べるところにあります。
ぜひ、これからも
フードもあり手作り食もありのペット食育協会をご活用下さい。