問題を解決するのがプロ!
当たり前の話なのですが、プロフェッショナルとは、
問題を解決する人
であり、問題を作ったり、
相談者をいたずらに不安にさせる人ではありません。
問題解決力の高い人の特徴は
●視点が多く
●豊富な選択肢を持ち
●状況に応じて臨機応変に対応出来る
●プロセス重視ではなく結果重視
です。
つまり、一見わかりやすいけれど悩みを深くしやすい
●☆☆しさえすれば大丈夫
●☆☆を食べれば大丈夫!
●☆☆を食べては絶対ダメ!
●☆☆をしては絶対ダメ!
という事は言いません。
なぜなら、そんなことを言ったら、
相談者の思考を制限して、選択肢を狭め、
問題解決力を低下させる事に繋がるからです。
問題解決力の高い人は、
手作り食のレシピに何か問題があったら、
●現状に至る経緯や背景にある信念をヒアリングし
●問題点を指摘し
●改善策を提示する
のがプロです。
問題を作る自称プロもいる(笑)
上記の観点から見ると、
手作り食をしている飼い主さんに対して、頭ごなしに
「これでは栄養バランスが崩れますからダメです!
早死にさせます!
ドッグフード(キャットフード)にしましょう!
これと水だけで充分です!」
という情報提供は、
プロフェッショナルの仕事ではなく、物売りの仕事です。
ちなみに、僕は、商人の方々は、
自分のパトロール時間・範囲では探せないものを持ってきてくださるので、
尊敬しておりますし、感謝しております。
ですから、悪く言いたいわけではなく、
餅は餅屋ということを申し上げたいだけです。
そのうえで彼ら・彼女らは、
モノを売るプロではありますが、ペットの栄養学については、
多少の知識はあっても皆が皆、プロというわけではないのです。
中には、他人に不必要な不安を作り出し、
自分の商品に誘導する様な輩もおりますので、
いろいろな情報に触れることが大事かと思います。
加減がわかるのがプロ
例えば獣医師は、ひとつひとつの薬品については、
●これ以上使わないと効果がない
●このぐらいの量が適量で最大効果
●この量以上使うと副作用が強くなる
●この量以上使うと死ぬ可能性が高くなる
ということがわかっているから、
薬効の期待できる量で使うことができます。
そして、使えば使うほど効果があるんだ!
などと誤解していないから、不必要な量を投与したりしません。
プロは使える道具でなんとかできる
この様に、本当のプロは、
加減がわかるので、どれでも使うことができるものです。
●フードでも
●手作り食でも
です。
しかし、どちらかだけ…そして、
もう一方を不必要に攻撃する…となると、
なんらかの意図を感じてしまいます。
ですから、もし、
「手作り食をしていると栄養バランスが崩れるからダメ!危険!」
という「自称プロ」がいらっしゃいましたら、
ぜひ、その方に次の様に質問していただきたいのです。
「どんな理由で、栄養バランスが崩れると判断されるのですか?」
「この体調不良が他の理由ではなく、
栄養バランスが崩れたことが原因と断定する根拠は何ですか?」
「この子にホメオスタシスが機能しない理由は何だとお考えになりますか?」
ぜひ、こう質問してみてください。
そして、機会がございましたら、
ぜひ、私にも教えてください。
叶うなら、その方々と対談させていただきたいくらいです。
他人をいたずらに不安にさせないプロの養成
ペットの食に関しては、様々な思惑、利権が絡み、
様々な情報が飛び交っています。
なかには「どれを信じたらいいのかわからない…」
と悩んでいる方もいらっしゃいますが、
そんな方に、視点の一つを提供いたしましょう。
ペット食育協会では、ペットフードも、
手作り食もどちらでも活用できる問題解決力の高いスペシャリストを
養成しています。
「●●でなければダメだ」
「●●をすると病気になる!」
「調理法は●●!」
などの思考を制限して、選択肢を狭め、
問題解決力を低下させる様な話に疑問や違和感を感じたら、
ぜひ、ペット食育協会の門を叩いてみて下さい。
そして、あなたの偏らない知識と、
適切な表現力で、一人でも多くの迷える飼い主さん達を
ホッとさせていただけたらと思います。