※この本は改訂版が出版されました。詳しくはこちら
食事の見直しを通じて、体質改善し、自然治癒力を高めてプチ病気を克服しよう!
須崎のペット本、第四弾が出ました!
今回の「かんたん犬ごはん」は、あの「食品成分表」でおなじみの、女子栄養大学 出版部から出版させて頂くことができました。
栄養学といえば、女子栄養大学という図式が私の頭の中にあるのですが、そんなところから出版させて頂けたのは、光栄です。
今回のテーマはズバリ「プチ病気・生活習慣病対策」です。
目ヤニ、涙やけ、毛の 変色、脱毛、口臭、体臭、湿疹、肥満、皮膚病などを、食事の見直しを通じて、体質改善し、自然治癒力を高めて克服しよう!ということです。
今までの臨床事例も合わせてご紹介し、手作り食に対する不安材料を一つ一つ解消するQ&Aも充実しております。
今回は、なんと女子栄養大学の先生が、実際に調理・盛りつけしてくださったの で(駒場千佳子先生、研究室のみなさん、ありがとうございました。)、非常にきれいな仕上がりです。
そのため、この本の中で唯一私が危惧している点は、「こんなに美しく出来上がら なきゃダメ?」と思われる方がいらっしゃるのでは?というものです。でも、そこはそういう経緯で「プロの技」ですから、あまりできばえにこだわらないでください。
毎回レシピ本の撮影日は、「これ、味付けたら食べられるよね…?」という声がでてきます。
今回は「だし」を使った食事が多く、「味無くても食べられるね!」というレシピが多かったです。
個人的に好きなのが、34ページの「野菜スープかけごはん」 昆布の粉末と、だしとで、一見カレーのような印象ですが、食べると「うまいっ!」ぜひ、ご試食下さい。
独り暮らしの方にも、15分程度で出来るものが多いですので、ぜひおすすめしたいです。
目次
●こんなに元気になりました
●愛犬の体質改善、プチ病気の改善は手作り食で
●プチ病気の原因は、体に溜まった老廃物です
●手作り食の基本は”具だくさんのおじやです
●AAFCOの栄養基準は、絶対的な指標ではありません
●犬というくくりではなく、「丈夫な子」と「デリケードな子」に分けて考える
●体が素に戻ろうとする家庭で、一過性の症状が出ます。
●プチ病気を発見するために
●こんな症状もプチ病気です
●いちばん大事なことは、気長に長く続けることです
●この本の使い方
プチ病気のための手づくり食レシピ
●あなたの愛犬に合った、食事の目安量を計算しましょう
●手作り食の第1歩、移行プログラムから始めましょう
くず湯/くず練り/栄養スープ
●おじや
とろーりささ身おじや/スタミナポークおじや/タラおじや/
かんたん手作りヒント1(玄米のまとめ炊き)
●ごじそうおじや
野菜スープかけごはん/スペシャルおじや/ブイヤベース風汁かけごはん/
かんたん手作りのヒント2(手作り食のさまし方)
●混ぜごはん
鶏肉とゆで卵の混ぜごはん/ひき肉入り混ぜごはん/牛ごぼう混ぜごはん/
かんたん手作りヒント3(1週間分まとめて作って冷凍保存)
●いろいろ具材の混ぜごはん
大根とひき肉の混ぜごはん/サケチャーハン/麦入り混ぜごはん/
かんたん手作りのヒント4(よく使う食材は下処理して冷凍)
●めん類
鶏肉うどん/野菜たっぷりあんかけそば/ビーフ焼きそば/
かんたん手作りヒント5(余り野菜で自家製野菜ペースト作り)
●パスタ
アスパラガスのスパゲティ/サーモンスパゲティ/チキントマトソースパスタ/
かんたん手作りのヒント6(粉末の煮干、こんぶ、干ししいたけの活用法)
●おかず風ごはん
ビーフベジエッグ/イワシのハンバーグ/生で食べる鶏肉サラダ/
かんたん手作りヒント7(魚のまとめ買いと保存法)
●いろいろ具財のおかず風ごはん
スタミナベジタブル/ハツポテト/あんかけ豆腐ハンバーグ/
かんたん手作りのヒント8(豆腐は市販の水煮豆を利用)
●手作り食が作れないときは………ドッグフードにトッピング
疾患別手づくり食レシピ
●肝臓病
豆腐と納豆のおじや/レバービーンズ
●腎臓病
豆乳おじや/サバわかめごはん
●消化器系疾患
あんかけうどん/山芋かけごはん
●下痢
食物繊維たっぷりスープ/にんじんトマト
●便秘
野菜たっぷりあんかけごはん/かぼちゃ芋
●アレルギー疾患
緑黄色野菜入りスープかけごはん/おろし野菜あえ
●がん
免疫力強化スープごはん/中国風さつも芋のあんかけ
●心臓病
ほうれん草じゃこチャーハン/鶏汁ごはん
●糖尿病
豆腐きのこ/あずきかぼちゃ
●飼い主さんの疑問に答える 手作りQ&A
●犬にたべさせてはいけない食材
●愛犬に食べさせたいおすすめ食材
●おわりにかえて
●愛犬の体調&肥満チェックシートく
●須崎動物病院オリジナルフード
●プロフィール