パンケーキに苺やクリームを挟み段々に重ねて作るタイプのわんちゃん用のデコレーションケーキです。
スポンジケーキを焼くより難しくなく楽しく作れます。デコレーション苦手な飼い主さんは、パンケーキにフルーツやクリームを添えるだけでもOK。
またバナナボートのように仕上げるとお友達ワンコへのプレゼントとして持ち運びにも便利です。
レシピ紹介
12cm弱の丸形甘酒パンケーキ3枚分
- 鶏卵 1/2個
- 米粉または小麦粉 70g
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- 甘酒 大さじ1
- 豆乳 40g〜50g
- サラダ油(焼く時用) 適宜
手順
- 米粉(小麦粉)とベーキングパウダーは合わせて振るっておく。
- 溶いた卵の中に豆乳、甘酒を入れよく混ぜ、①を入れて粉ぽさがなくなるまで混ぜる。
- フライパンに油をしき、14cmくらいの円形に流しいれ、両面をこんがり焼く。
- 3枚のパンケーキを重ね、直径10~12cmくらいの円に切り揃えておく。
デコレーション用クリーム
- ジャガイモ 150g
- マスカルポーネチーズ 70g
- 豆乳 40g〜50g(硬さを適宜調整)
- 苺(小) 15個
手順
- ジャガイモを4分ほど電子レンジにかけ柔らかく加熱する。
- ①とマスカルポーネチーズをフードプロセッサーで滑らかになるまで攪拌し、豆乳を入れて柔らかさを調整する。
- パンケーキを1枚を置いて、②のクリームを薄く塗り、薄切りにした苺を敷き詰め、2枚目のパンケーキを乗せ、1枚目と同じようにクリームと苺を乗せ、3枚目のパンケーキを乗せる。
- クリームを③の周りにナッペ(薄く塗る)し、絞り袋に口金をセットして残りのクリーム(100g)を入れ、上面の周囲と真ん中に絞る。
- 苺をリースのように飾る。
提供:上級指導士 上住 裕子
おすすめPOINT
甘酒は、日本の伝統的な甘味飲料で、江戸時代には夏バテ防止のために飲まれていたもの。
甘みは、エネルギーの元となる糖質なので、適量なら寒い冬にも体を温めるために有効です。
最近では、砂糖の代わりの甘みづけに、お菓子や料理にも使われています。
鶏卵は、良質なタンパク質が豊富で、丈夫な体作りに欠かせない必須アミノ酸がバランスよく含まれています。
また、粘膜を強化し、免疫力を高めるビタミンAや、脂肪の酸化を防いで老化対策となるビタミンE,各種栄養素の代謝を活性化するビタミンB群や、骨や血液の原料となる各種ミネラルも豊富で栄養満点です。
チーズは、わんちゃんが大好きな食材。
栄養的な役割もしてくれますが、風味が優れているので食いつきにも欠かせません。
豆腐にはタンパク質が豊富に含まれ、レシチンは、細胞膜の働きを適正に保ち、老化防止に役立ちます。
じゃがいもは、お腹を温めて消化吸収を高めたり、胃の機能を調節して胃酸の分泌を整えてくれます。また、むくみの改善にも適した食材です。
苺は、レモンに匹敵するほどのビタミンCが豊富です。クリスマス時期から春にかけてが旬の果物です。
赤い色素のアントシアニンには、抗酸化作用があり、肝機能を強化し、視力低下を防ぐ働きもしてくれます。
また、苺に含まれる食物繊維のペクチンは、コレステロールや豆腐んの吸収を抑制するため、糖尿病予防や動脈硬化予防に有益です。