犬にチョコレートは禁物。ですからバレンタインデーでもココアを使えませんね。
その代わりとしてイナゴ豆のさやを挽いたキャロブパウダーを使うと、チョコレートのような色がつきます。
簡単なパンケーキを焼いて、今が旬で栄養価の高いカキのクリーム煮を添えて、バレンタインデーのご馳走風のごはんにしました。
ハートの形の苺を飾ると、さらに気分もアップしますね。
味付けをして、飼い主さんも一緒に召し上がれ。
レシピ紹介
【カキのクリーム煮】
(体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
材料
- カキ 50g
- 白菜 25g
- ほうれん草 15g
- マッシュルーム 1個
- 小麦粉 小さじ2
- 牛乳又は豆乳 大さじ2
- 水 大さじ2
- オリーブオイル 適宜
- 苺 1個
手順
- ほうれん草は、下茹でしておく。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、白菜、マッシュルーム、カキを炒め、小麦粉をふり入れ、牛乳(豆乳)、水を足して火通しとろみがつくまで煮る。
- 苺は二つ割にし、へたの部分をV字にカットし、ハート形にする。
【キャロブのパンケーキ】
(直径5cmのもの6枚分)
材料
- 卵 1/2個
- 水 大さじ1強
- 薄力粉 大さじ2
- キャロブパウダー 小さじ1
- ベーキングパウダー 小さじ1/2
- オリーブオイル 適宜
手順
- 卵と水を混ぜあわせ、あらかじめ併せてふるっておいた薄力粉、キャロブパウダー、ベーキングパウダーを入れ、滑らかになるまで混ぜあわせる。
- フライパンにオリーブオイルを熱し、直径5cmくらいになるようにスプーンで流し入れ両面を焼く。
- 器にパンケーキとカキのクリーム煮を盛り付け、ハート形の苺を飾る。
提供:上級指導士 上住裕子
栄養POINT
真冬が旬のカキは、「海のミルク」とも言われるほど栄養価の高い食材です。
タウリンやグリコーゲンを多く含み、特にタウリンは、血中コレステロール値を減少させ血圧を正常にして高血圧や脳血管疾患の予防に役立ちます。
豊富に含まれる亜鉛は、ビタミンAを含む食材と一緒に摂ると相乗効果で働きがアップします。
牛乳が苦手な子には、豆乳、チーズなどで風味づけしてください。
キャロブは、カルシウムや鉄分、食物繊維が豊富です。
しかも天然の甘みが感じられるので、甘みに敏感なわんちゃんも喜びます。