鯛と野菜をふんだんに使ったお米から作る本格パエリアです。
本格と言っても下ごしらえをすればあとは簡単!
鯛の身から出汁がでて香りが高く、また野菜から出る水分も利用するので柔らかめに炊き上がります。
1食からでも作れますが多めの方が作りやすいかもしれません。
特別な日やイベント等のために沢山作って、春のピクニックやパーティなどで他のペットちゃんたちと一緒に楽しんでもいいですね。
レシピ紹介
材料
- (体重10キロの子に1日2回与えた場合の1食分の分量)
- 鯛(身の部分) 75g
- トマト 20g
- ブロッコリー 15g
- パプリカ 15g
- ピーマン 5g
- ミニトマト 1個(10g)
- きぬさや 5g
- しめじ 5g
- 生米 23g
- 水 25ml
- オリーブオイル 小さじ1/4
手順
- きぬさやは必要ならば筋をとり、ブロッコリーは小房に分け、軸の部分も短冊切りにして下茹でする。ゆで時間は短めに。またゆであがったら冷水にて色を止め、食べやすい大きさに切る。トマト・ピーマン・パプリカ・しめじは食べやすい大きさに切る。鯛は骨がついているようならば骨を取り食べやすい大きさに切る。生米は洗ってザルにあげて水を切っておく。
- フライパンにオリーブオイルを入れて火をつけて(強火)、温まってきたら生米を入れて炒める。
- 生米が透き通ってきたら、鯛・トマト・ピーマン・パプリカ・しめじを入れてさっくりと炒める。
- 鯛がうっすら白くなってきたら水を入れ、中~弱火にして蓋をし、約15分ほど炊く。(12~3分頃から様子を見る)
- 蓋を開け、水分が飛びお米に火が通ったら火を止めて冷ます。
- 器に盛り、ブロッコリー・きぬさや・ミニトマトを飾る。
提供:上級指導士 板東 聖子
おすすめPOINT
鯛は良質のたんぱく質を豊富に含み、また脂質も少なめの魚です。
脂質が少ないため、鮮度が劣化しづらく味も長く保たれます。
また、青魚ほどではないもののオメガ3系の多価不飽和脂肪酸であるDHAやEPAも多く含みます。骨はしっかりとりましょう。
ブロッコリーはビタミンCをはじめ、多種類のビタミンを豊富に含んでいるだけでなく、抗がん物質であるスルフォラファンや抗アレルギー作用で注目のα-リノレン酸等、薬理作用が確認されている物質も多く含みます。
軸の部分も栄養が豊富に含まれているので、硬いところだけ落とせば一緒に調理して食べられます。
「トマトが赤くなると医者が青くなる」といわれるくらい、トマトには多くの有効な成分が含まれています。
赤い色素成分のリコピンはがんや動脈硬化に対して高い予防効果があるといわれる他、血糖値の上昇を抑える作用を持つクエン酸等、医療・美容の両方に有効な成分が多数含まれています。