春らしいいちごのデザートです。
今回はとろっとしたクリームとサクサクのメレンゲを重ねて食感も楽しめるティラミスにしました。
いちごそのものの甘酸っぱさが苦手なわんちゃんも、クリームに混ぜると食べやすくなります。
ぜひ飼い主さんと一緒に春を感じてくださいね。
レシピ紹介
クリーム材料
- 直径5センチのガラス容器5個分
- 卵黄 1個
- きび糖(グラニュー糖でも可) 大さじ1/2
- 薄力粉 大さじ1
- 牛乳 100ml
- ヨーグルト 100ml
- いちご 5個
(10kgの体重の犬:1個)
手順
- 鍋に卵黄ときび糖を入れて泡立て器でよく混ぜ合わせてから、薄力粉を加えて混ぜる。
- 人肌程度に温めた牛乳を少しずつ加え、全体が混ざったら弱火で混ぜながら温める。
もったりしてきたら火からおろし、冷めたらヨーグルトと刻んだいちごを混ぜ合わせる。
桜メレンゲ材料
- 卵白 1個分
- 粉糖 10g
- フリーズドライいちごパウダー 3g
- 飾り用 いちご 5個
- セルフィーユ
手順
- 【準備】オーブンを100℃に予熱しておく
- ボウルに卵白を入れ、粉糖を3回に分けて入れながらハンドミキサーで泡立てる。
- まっすぐにピント角が立つまで泡立てたら、イチゴパウダーを入れてゴムベラで混ぜる。
- .口金をつけた絞り袋に入れて、オーブンシートの上に絞り、100℃で60分焼く。
(乾燥させるためオーブンに入れたまま冷ます) - ガラス容器にメレンゲとクリームを交互に重ね、いちごとセルフィーユを飾り完成。
提供:指導士 宮岸 知子
おすすめPOINT
いちごにはレモンに匹敵するほどビタミンCが豊富に含まれています。ビタミンCには皮膚や粘膜を
丈夫にする働きや免疫強化、さらには歯周病の予防にも効果的です。また食物繊維のペクチンも豊富で
がん予防や動脈効果の予防にも有益です。
ヨーグルトは善玉菌の一種である乳酸菌が豊富です。乳酸菌は腸内のビフィズス菌を増やし、病気の
もととなる悪玉菌を退治してくれるので、便秘や下痢などおなかの調子が悪い子にも整腸作用が期待
できる食材です。リンゴやいちごなどペクチンが多い果物と一緒に摂るとよいでしょう。
その他骨や歯の強化に役立つカルシウムやマンガンも豊富に含まれます。手に入れやすいので、普段から
飼い主さんと一緒に食べられるおやつとしてもおすすめです。
セルフィーユはセリ科のハーブで、ビタミンC、カロテン、鉄分、マグネシウムなどを含み、消化を促進
する効果があるといわれています。
甘い香りがありハーブの苦手な犬でも取り入れやすいので、少量をごはんやおやつに加えるとよいでしょう。